元ジェネシスのギタリストにして現代のプログレッシヴロックの伝道師 スティーヴ・ハケット。近年は、ジェネシス楽曲を演奏したライヴ作品や、ハンガリーのジャズロックバンド、ジャイブ (djabe) との共演を行なうなど精力的に活動。2021年初頭には、自身の地中海旅行をモチーフに制作された『Under A Mediterranean Sky』をリリースしたばかりのハケットが早くも最新作をリリースする。2018年10月4日の英ロイヤルフェスティヴァルホール公演を収めた『Genesis Revisited Band & Orchestra: Live At The Royal Festival Hall』、そして今年リリースされ、全英クラシカルアルバムチャートの2位にランクインした『Under A Mediterranean Sky』に続く、壮大で繊細なオーケストレーションを導入した最新アルバム『Surrender Of Silence』。『Under A Mediterranean Sky』を踏襲したオーケストレーションと、ハケットの精緻で美しいメロディを紡ぐギタープレイや持ち前のエスノテイストに加えて、本作では、ザ・フラワー・キングスの名ベーシスト、ヨナス・レインゴールド (b) に、元フロスト* のクレイグ・ブランデル、ビッグ・ビッグ・トレインのニック・ディヴァージリオ、さらには、カンサスのフィル・イハートという現代プログレシーンを代表する3人の名ドラマーがボトムを支え、ダイナミックかつ多彩なリズムを創出。また、ロブ・タウンゼント (sax,cl)、ナッド・シルヴァン (vo)、アマンダ・レイマン (vo) ら 00年代以降のハケット作品には欠かせないメンバーも参加。近年ハケットがロックのトータリティをもとめ実践してきた、その集大成ともいえるヴァラエティ豊かな作品に仕上がっている。Disc11 : The Obliterati2 : Natalia3 : Relaxation Music For Sharks (Featuring Feeding Frenzy)4 : Wingbeats5 : The Devil's Cathedral6 : Held In The Shadows7 : Shanghai To Samarkand8 : Fox's Tango9 : Day Of The Dead10 : Scorched Earth11 : EsperanzaPowered by HMV