原材料の調達から生産、販売、顧客までの流れを通じて、在庫と利益を最適化する供給コントロールの手法であるSCM(サプライチェーンマネジメント)を徹底解説2020年代に入り、発注すればすぐ原材料・部材を調達できた時代は終わり、調達リスクを考慮したSCMの再構築が必要になってきました。またテクノロジーの進展も凄まじく、特にIT(情報技術)が仕事の仕方を大きく変えようとしています。本書では、SCMの基本概念に加え、サプライチェーンの分断といった環境変化とその対応、AI・IoTなどのテクノロジーの進展とその対応、S&OP(Sales & Operation Plan:販売計画と生産・調達統合)などのSCM業務プロセス革新について、わかりやすく解説します。第1章 SCMとは何か第2章 SCMを構成する各種要素第3章 儲けを生むビジネスモデルの築き方第4章 競争力に直結するロジスティクスの築き方第5章 売上最大化と在庫最適化を狙う、販売計画と在庫計画第6章 コストを最適化する生産計画と調達計画第7章 スピードが重要な実行系業務第8章 SCM管理指標とは第9章 SCMを支えるシステムのいろいろ第10章 これからのSCM