予想をはるかに上回る凄さ〜ヴァンスカの『第9』!SACDハイブリッド盤。シベリウスで名を売ったヴァンスカがアメリカのオーケストラと始めたベートーヴェンの交響曲シリーズ、楷書風ながらボルテージの高い演奏が世界中で評判を呼んでいます。今回は待望の『第9』。これが予想以上に個性的で、物凄い面白さ。比較的小編成なうえSACDハイブリッドによる抜群の録音の良さで隅々まで見通せるうえ、リズムの切れ味が良いため迫力とスピード感(殊に第1楽章とフィナーレ)にも欠けていません。まさに21世紀の『第9』出現と申せましょう。(キングインターナショナル)・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱付き』ヘレナ・ユントネン(S)カタリナ・カルネウス(Ms)ダニエル・ノルマン(T)ニール・デイヴィス(Bs)ミネソタ・コラーレミネソタ管弦楽団オスモ・ヴァンスカ(指揮)SACD HybridStereo/MultichannelDisc11 : I. Allegro Ma Non Troppo e un Poco Maestoso2 : II. Molto Vivace - Presto3 : III. Adagio Molto e Cantabile - Andante Cantabile4 : IV. Presto - Allegro Assai - Presto (Recitativo: 'O Freunde, Nicht Diese Tone!') - Allegro Assai -Powered by HMV