デイヴィス3度目のシベリウス！交響曲第3番＆第7番ロンドン響自主制作シリーズで多くのライヴ録音をリリースし、充実した指揮ぶりを示しているコリン・デイヴィス、3度目のシベリウス/交響曲全集のスタートとなる1枚です。　ロンドン響首席指揮者（1995年以降）、シュターツカペレ・ドレスデン名誉指揮者（同楽団史上初）の任にあり、ますます進境を深めているデイヴィス、このシベリウスでも作品を手中に収めたふところの深いアプローチで終始貫かれ、実に含蓄ある響きが立ち現われています。　3楽章形式の第3番では清清しい音楽的表情が充溢しており、細工を弄しない泰然としたたたずまいからの豊かなダイナミクスはまさにシベリウスの醍醐味。　単一楽章である第7番での端正でいながら作品の深い呼吸感を広大なスケールでふくらませていくあたりなど、現在のデイヴィスの真骨頂ともいえ、ロンドン響の緊密なアンサンブルと相まって、実に格調高い聴きものとなっています。　レコーディング・エンジニアは、DECCAでシャイーのヴァレーズやブルックナーでおなじみの二ール・ハッチンソン。　収録は第7番が先で2003年9月24、25日、第3番が同年10月1、2日、いずれもロンドンのバービカン・センターにおけるライヴ録音です。■シベリウス：交響曲第3番ハ長調Op.52■シベリウス：交響曲第7番ハ長調Op.105サー・コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団収録：第7番 2003年9月24,25日、ロンドン、バービカン・センター　　　第3番 2003年10月1,2日、ロンドン、バービカン・センタープロデューサー：ジェイムズ・マリンソンエンジニア：ニール・ハッチンソン Disc11 : Symphony no 3 in C major, Op. 522 : Symphony no 3 in C major, Op. 523 : Symphony no 3 in C major, Op. 524 : Symphony no 7 in C major, Op. 105Powered by HMV