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▼第1話/大いなる遺産▼第2話/混沌(カオス)の国にて▼第3話/火難アリ▼第4話/ジョコンダの末裔(まつえい)(前編、中編、後編)▼第5話/驕れる円空▼第6話/質屋とマティス▼第7話/モンパルナスの“秘宝”▼第8話/アレゴリー(寓意)のある風景▼第9話/海底に眠る夢▼第10話/浮世絵の魔力▼第11話/国宝の守り人●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオーナー)、サラ・ハリファ(Q共和国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(28歳にして高田美術館館長に就任した才女)●あらすじ/コート・ダジュールで休暇中のフジタとサラ。マン・アボット美術館を訪れたふたりは、そこで“アボットの遺産”の噂を耳にする。翌日、ドライブに出かけたフジタたちは、偶然見かけた三田村館長の車を追いかけることに…。人気のない荒れ地で三田村を待っていたのは、アボットの使用人だったヴァレリー。原始美術を彷彿とさせる作風で知られる巨匠・アボットの隠された真実が、いま、解き明かされる!(第1話)●本巻の特徴/フジタに隠し子が発覚…? 三田村館長がエリザベータという身寄りのない女の子を“ギャラリーフェイク”に連れてきた。彼女の死んだ母親の名はフローラ。13年前、確かにこの女性と知り合っているフジタは、仕方なくエリザベータを一時預かるハメに…。だが、まもなくエリザベータは何者かに誘拐されてしまった! かの「モナ・リザ」の謎が絡むこの事件の謎を追い、フジタはフィレンツェへ……!(「ジョコンダの末裔」) ほか、ライバルの“宝捜し屋”ラモスや、“国宝Gメン”知念も登場する全11話を収録。●その他の登場人物/轟大一(第3話)、エリザベータ(第4、10話)、カルロス(第4話)、長谷万次(第5話)、ラモス(第9話)、知念護人(第11話)、賀茂水仙(第11話)
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