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▼第1話/二人の嫌われ者▼第2話/ピカソの鳥▼第3話/縄文土面▼第4話/天国の窓▼第5話/草原(サバンナ)の巨匠▼第6話/タイムリミット▼第7話/シカゴ「アンダーグラウンド」ブルース▼第8話/ニンベン師▼第9話/落水荘異聞[前編、後編]▼第10話/始祖鳥第三標本▼第11話/仁王見参▼第12話/ニンベン師再び!●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオーナー)、サラ・ハリファ(Q首長国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(28歳にして高田美術館館長に就任した才女)●あらすじ/三田村が館長を務める高田美術館が、最近どうも振るわない。企画も意欲的だし、良い作品も揃っているのに客が全然入らないのだ。新米学芸員の舟越は、この窮状をなんとかしようとフジタに相談を持ちかける。彼の話によれば、高田美術館を訪れた中央新聞文化部の夏目記者が、メディアの美術評に大きな影響力を持つ立場を利用して、三田村にセクハラめいた行動を取っていた。そして三田村がこれを拒否したため、夏目による高田美術館の記事締め出しを受けていたということらしいが…(第1話)。●本巻の特徴/ラモスの依頼でシカゴに渡ったフジタが、“アル・カポネ”の財宝をめぐり、ラモスとその元妻・ショーンとの家庭のいざこざに巻き込まれる[シカゴ「アンダーグラウンド」ブルース]。自分が作った日本酒の偽造ラベルをフジタに見破られた“ニンベン師”の木戸が、己のプライドを賭け、偽札作りでフジタに勝負を挑む[ニンベン師]など全12話を収録。●その他の登場人物/知念護人(文化庁嘱託。民間にある文化財を国で管理しようと狙う“国宝Gメン”)、ラモス(世界を股にかけるトレジャーハンター)、木戸(免許・パスポートなど、あらゆる偽造を生業とする“ニンベン師”)
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