フランク・ペーター・ツィンマーマンがバッハのヴァイオリン協奏曲を約30年にぶりに再録!子息セルゲとの共演にも大注目!ドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。独ヘンスラー・レーベルよりリリースしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集は各誌で非常に高い評価を受けました。2017年4月の最新録音は自身2度目となるバッハのヴァイオリン協奏曲集(BWV.1052は初録音!)、1度目は1988年にジェフリー・テイト指揮、イギリス室内管弦楽団と行いましたので実に約30年ぶりの再録音となります。 ツィンマーマンといえば優美で香り高き音色を奏でますがバッハは絶品の一言に尽き、バッハの音楽の神髄に迫る名演を聴かせてくれます。共演はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心にして1995年に結成されたベルリン・バロック・ゾリステンです。名手たちによる極上のバッハをお楽しみください。 消失したヴァイオリン協奏曲のチェンバロ編曲として自筆総譜が存在するチェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052。ツィンマーマンは失われたヴァイオリン協奏曲を見事によみがえらせました。入り組んだ起伏をもつユニゾンの主題が印象的なこの協奏曲は主題の直後から颯爽としたヴァイオリン独奏があらわれます。独奏パートの幻想的で豊かな発展が印象的な当作品は、1832年にメンデルスゾーンがピアノ協奏曲として演奏した記録が残っているほか、シューマンは「最大の傑作のひとつ」と讃えております。 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲が原曲とみなされているBWV.1060をツィンマーマンは2つのヴァイオリンのための協奏曲として録音しました。共演は子息であるセルゲ・ツィンマーマンです。セルゲ・ツィンマーマンは1991年生まれ。5歳より母親からヴァイオリンの手ほどきを受け、2000年にはわずか9歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でオーケストラとの初共演を果たした親譲りの天才肌です。2011年11月にはネーメ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団との共演で日本デビューを果たし、以後定期的な来日公演で日本のファンにも知られている俊英ヴァイオリニストです。念願の親子共演が実現したことも大注目といえましょう。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:1. ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.10412. ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.10423. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV.10524. オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060(2つのヴァイオリンのための協奏曲編) フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン) セルゲ・ツィンマーマン(ヴァイオリン:4) ベルリン・バロック・ゾリステン ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン、指揮) 町田琴和、リューディガー・リーバーマン、アレッサンドロ・カッポーネ(第1ヴァイオリン) ライマー・オルロフスキー、エーファ=マリア・トマジ、ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン) ヴァルター・キュスナー、クリストフ・シュトロイリ(ヴィオラ) ブリュノ・ドルプレール(チェロ) ウルリヒ・ヴォルフ(コントラバス) ラファエル・アルパーマン(チェンバロ) 録音時期:2017年4月 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV