素敵な生地を見つけたので、
コロンとした形の大きなトートバッグを作りましたヽ(^。^)ノ
たて31㎝ よこ28㎝ マチ4㎝
ほぼ真四角のコロンとした形で、大きすぎず小さすぎず、
とってもよきサイズ感のバッグに仕上がりました。
歌川国芳の『其まま地口猫飼好五十三疋』の絵柄です。
猫づくし、、
江戸時代にこんなに面白いことを考えて形に残す人がいたなんて、
改めて日本って素晴らしい国だなぁと思います。
画力の素晴らしさがかき消されるその題材のセンス(笑)
今見てもオシャレなのがすごいです。
この絵は上中下の3枚に合計53匹のネコが描かれているのですが、
今回の生地は上巻しか見つからず、、いつか3点セットでバッグを作ってみたいです、、
上巻は、題名と19匹のネコが描かれています。
『2本の鰹節(ニホンのカツオブシ)』→日本橋
『白猫の顔(シロネコのカオ』→品川
『うなぎの蒲焼き(カバヤキ)』→川崎
歌川広重の東海道五拾三次をネコに置き換えているのも面白いですが、
猫づくしと言われるこの画角が面白いなぁと思っていて。。♪
絵柄にパンチがあるので(笑)、合わせる生地はシンプルにしてみました。
せっかくなので、和柄の生地ではなく洋の生地を選んだのですが、
不思議とマッチして素敵な雰囲気に仕上がりました。
お洋服でもお着物でも似合いそうなバッグです。
お部屋に吊るして飾りながら使っても素敵だなぁと思ったり。。♪
バッグの反対側は、同色系のパッチワークにしてみました。
こちらはちょっと北欧っぽい雰囲気もある生地なので、
和でも洋でもシーンによって裏表で使っていただけると思います。
軽くて張りのある裏地を付けて、おそろいの布で作った小さい内ポケットを2つ付けました。
お散歩やお買い物のおともに使っていただけたら嬉しいです。
先日、両国の北斎美術館に行ってから、わが家は浮世絵ブームです。
京都や奈良のお寺や博物館でも国宝のグッズが置いてあったりするのですが、
手芸好きとしては、自分でアレンジできる生地が1番ワクワクしてしまいます。
デフォルメされた和柄は時々見かけるのですが、
こんな風に国宝がそのまま描かれた生地は珍しいなぁと思います。
他にも写楽や北斎の生地でバッグを作りました。
ギャラリーに掲載中です。
たくさん活躍してくれたら嬉しいです^ ^
丁寧には作っておりますが、ハンドメイド品になります。
多少のゆがみなど気になる方は、
ご注文をお控えくださいますようお願いいたします。
ときどき手作りイベントに出店していますので、
ご注文いただいた際にすでに売り切れになっている場合があります。