その嘘は、罪か、愛か
心揺さぶるヒューマン・ミステリードラマ
ラスト、彼女が知る真実に、あなたもきっと涙する。
■『生きてるだけで、愛』で鮮烈な長編監督デビューを飾った映像クリエイター、関根光才の待望の長編第二作目となったのは、母親の強烈な愛と嘘の物語。虐待や介護といった現代社会の課題とエンターテインメント性をミックスし、美しい映像で紡ぎだしている。
■原作は「ミステリー作家が描く感動小説」としてAmazonでのレビューも高い、北國浩二の「嘘」。
■法に触れる嘘をついてまで、虐待を受けている少年を守ろうとする主人公、千紗子役に『私たちの声』では日本発の短編「私の一週間」で2 児のワーキングマザーを演じ、また『キングダム 運命の炎』の紫夏役でも高い評価を受けた女優、杏。「今の自分だからこそ演じることができる」と自身も3人の子供を持つ母親として、その深い母性を芝居を超えて体現し、鮮烈に観る者の心に焼き付ける。
■父・孝蔵役には、名優、奥田瑛二。痴呆症を患い、娘のことすら忘れ、日に日に別人のように衰えてゆく姿を、静かながら胸に迫る演技で圧倒する。
■虐待を受けている少年、「拓末」を演じるのは、子役の中須翔真。ピュアな子供らしさと聡明さ、心に秘めた影を見事に演じ、名優たちに負けない存在感を発揮している。
■許されないとわかっていても、嘘をついてまで拓末を守ろうとする千紗子。記憶喪失だが、出会ったばかりの千紗子を母と慕い、心を開いていく拓末。二人は本当の親子のような絆を築いていくが、千紗子と拓末が引き裂かれる時、それぞれが持つ“かくしごと”が露わになる。一つの嘘から始まった物語は、切なさが溢れ出す感動のラストへ。
人の目も社会も関係なく、子への揺るがない愛を貫き通す千紗子の深く激しい母性をあなたは受け入れることができるかー。心揺さぶるヒューマン・ミステリーが誕生した。
この子を守るため、私は嘘をつく。
事故で記憶を失った少年には、虐待の痕があった。千紗子は彼を守るため、自分が母親だと嘘をつく。一つの嘘から始まった疑似親子はやがて、本物の親子のようになっていくが、そこに少年の父親が現れ―。
<キャスト>
杏、奥田瑛二、中須翔真、佐津川愛美、安藤政信ほか
特典映像:劇場予告編集
※仕様、内容等は予告なく変更となる場合がございます。