シングルアクション・ハープの色彩的な響き18世紀初頭に広まったシングルアクション・ハープに焦点をあてたアルバムです。ペダルを踏むことでピッチを半音変化させることが出来るようになり旋律や和声の表現の幅がぐっと広がったこの楽器はウィーンで大いに流行し、1728年には神聖ローマ皇帝カール6世とその娘マリア・テレジアにハープが贈られています。古楽ハープ界における重要な演奏家の一人、マルグレート・ケールが編曲も含めて、当時の人々が耳にしたであろうハープ音楽の数々を聴かせてくれます。(輸入元情報)【収録情報】● ヴァーゲンザイル:協奏曲第2番ト長調(ハープ、2つのヴァイオリン、チェロ)● クルムフォルツ:ハープ・ソナタ 変ロ長調● グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より『聖霊の踊り』(ハープ、2つのヴァイオリン、チェロ、通奏低音)● グルック/ボクサ:『オルフェオとエウリディーチェ』より『エウリディーチェを失って』(ハープ独奏)● ハイドン:三重奏曲第3番ニ長調 Op.53, Hob.XVI:42(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)● 伝ハイドン(ヨーゼフ・アロイス・シュミットバウアー):四重奏曲第6番ヘ長調 Hob.XIV:F1(フルート、ヴィオラ、チェロ、ハープ)● ヴァーゲンザイル:ソナタ第1番(2つのヴァイオリン、チェロ、通奏低音) マルグレート・ケール(シングルアクション・ハープ) マルチェッロ・ガッティ(フラウト・トラヴェルソ) イル・フリボンド 録音時期:2019年9月3-5,15,16日 録音場所:イタリア、ノマーリオ、聖バルトロメオ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV