これまでに無いゲームが次々と登場した90年代半ばにあって、現在、そしてこれからもその存在感が薄れることは決してない世紀の奇ゲー『太陽のしっぽ』のサウンドトラックが、
最新リマスタリングで再びコンクリート・ジャングルに放たれる!
思い付きをすべて投入するというスタンスから生まれた本作は、「走っていても突然寝る」「空腹を満たす和菓子」「ジャンプがなんか変」などプレイヤーの原始に訴えかける、
形容しがたい奇妙な感覚を与える作品として今もって愛され続ける傑作となった。
音楽もまさしく原始的なリズムのものから、宇宙観・死・愛・電車のアナウンスまでが混載された、音のジャクソン・ポロックともいうべきケイブマン・テクノの名盤。