ターリヒ・エディションVol.14チェコにおけるバッハの伝道師ターリヒ巨人リヒテルとの協奏曲、沈潜の巨大なアリアが聴ける管弦楽組曲第3番1940年代後半チェコにおいてその普及に努めたターリヒのバッハが聴ける一枚です。巨人リヒテルとの一期一会の協奏曲は「プラハの春音楽祭」コンサート前夜に行なわれた録音。ちなみに1954年はスメタナ生誕130周年&没後70周年、ドヴォルザーク没後50周年、ヤナーチェク生誕100周年にあたることから、テーマはチェコ音楽年。ターリヒの指揮で幕を開け、語り草とも言えるほどの活況を呈しました。 そして、いまではほとんど聴けなくなってしまったフル・オケによる巨大な管弦楽組曲。なかでもアリアは絶品です。ほかにチェコ・フィル首席の名技が楽しめるヘンデルも収録。(キングインターナショナル)・ヘンデル:オーボエ協奏曲ト短調 HWV.287(録音:1955年3月)・バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052(録音:1954年6月) スヴャトスラフ・リヒテル(p) フランティシェク・ハンターク(ob) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮) 録音場所:プラハ(モノラル)・バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068(録音:1950年6月) スロヴァキア・フィルハーモニー室内管弦楽団 ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮) 録音場所:ブラチスラヴァ(モノラル)Disc11 : Hantak, Frantisek - Konzert Fuer Oboe, Streicher U2 : 1. Grave3 : 2. Allegro4 : 3. Sarabande: Largo5 : 4. Allegro6 : Richter, Sviatoslav - Konzert Fuer Cembalo, Streic7 : 1. Allegro8 : 2. Adagio9 : 3. Allegro10 : Talich, Vaclav - Suite (ouvertuere) Fuer Orchester11 : 1. Ouvertuere12 : 2. Air13 : 3. Gavotte14 : 4. Bourree15 : 5. GiguePowered by HMV