本書は「大学入学共通テスト 生物基礎」に向けて、考える力を鍛え、問題形式に慣れることができる問題集です。 共通テストでは,長めの文章を読んだり複数の図表から情報を得たりする読解力、実験結果を予想したり必要な実験を考案する考察力が要求されると予想されます。 こうした問題にも対応できる力を身につけるため,読解する力と考察する力を高めるための練習材料としてふさわしい問題を厳選しました。 生物基礎の範囲を5章に分け、各章の問題は「基本問題」(知識や計算方法などを定着させるための問題)→「実戦問題」(思考力を鍛える問題)の二段階になっています。 1問1問、丁寧に解いていけば、本書を終るときには、思考力が身につき高まっているはずです。