ヒラー&ウルシュプルフ:チェロ・ソナタ集共にフランクフルトで生まれた作曲家フェルディナント・ヒラーとアントン・ウルシュプルフ[1850-1907]のチェロ・ソナタ世界初録音です。ヒラーは、作曲家兼ピアニスト、そして指揮者としても活躍し、メンデルスゾーンの後任としてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者も務めました。ロベルト、クララ・シューマンとも交流のあったヒラーの音楽は叙情的な旋律が美しく、まさにドイツ・ロマン派といった情緒に溢れています。ウルシュプルフはリストに薫陶を受け、ブラームスとも交流していました。生前は後期ロマン派を代表する作曲家として知られていましたが、残念ながらその作品が死後演奏される機会はなくなってしまいました。しかしその作品は、当時の評価が頷ける素晴らしいものです。 ポーランドのチェリスト、ヨアンナ・サフリンはウィーン・フィルのメンバーで設立されたウィーン・チェロ・アンサンブル5+1のメンバーとしても活動しています。その懐の深い誠実な演奏は、聴衆に深い感動を与えてくれるでしょう。(輸入元情報)【収録情報】● ヒラー:チェロ・ソナタ第2番イ短調 Op.172● ヒラー:セレナード第1番 Op.109● ウルシュプルフ:チェロ・ソナタ ニ長調 Op.29 ヨアンナ・サフリン(チェロ) パウル・リヴィニウス(ピアノ) 録音時期:2019年4月 録音場所:フランクフルト 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)サウンド・エンジニアであり音楽プロデューサーでもあるイェンス・F・マイヤーによって2007年に設立されたドイツのレーベル「Kaleidos(カレイドス)」。メイン・シリーズの「エディション・カレイドス」では、古典派・ロマン派の有名な作品から、あまり知られていなかった作品、20世紀や前衛的な作曲家たちの作品まで、幅広いクラシック・レパートリーのアルバムをリリースするほか、ニューミュージック、ワールドミュージック、子どものためのクラシックなどのエディションも作成しています。厳選されたコンセプチュアルなプログラム制作からこだわりの録音まで、企画、音楽制作、編集、デザイン、マーケティングなど各分野でアーティストとプロデューサーが密接に連携し、高品質な演目、演奏、録音、パッケージを包括して提供します。(輸入元情報)Powered by HMV