ユリス・タイヒマニス/バッハ:無伴奏チェロ組曲イギリスのグラモフォン誌に「くすぶるような官能的なオブリガートを提供する」と評されるドイツのチェリスト、ユリス・タイヒマニスが、いぶし銀の演奏で聴かせるバッハの聖典『無伴奏チェロ組曲』。 ユリス・タイヒマニスはラトビアの音楽一家の下、1966年にフライブルクに生まれ、フライブルクでアティス・タイヒマニス、クリストフ・ヘンケルに、カールスルーエでマルティン・オステルターク、ハインリヒ・シフ、フランコ・ロッシ(イタリア弦楽四重奏団)のマスタークラスで学んだ後、アムステルダムのアンナー・ビルスマの下でも研鑽を積みました。ヒストリカル・パフォーマンスから現代の作品まで幅広い領域で活躍し、ドイツ各地の音楽祭に出演。ユンゲ・ドイチェ・フィルやバーデン=ヴュルテンベルク青年バロック・オーケストラなどで指導し、フライブルクの「BACH PUR」音楽祭の芸術監督を務めています。 師アンナー・ビルスマへの思い出へと捧げられた、ユリス・タイヒマニスのバッハ・レコーディング。400Hzのピッチとガット弦を備えた2つの歴史的楽器の選択によって生み出される、鮮やかな色彩感とユニークな解釈を、生々しいまでのリアルな優秀録音でお贈りします。第6番は5弦ピッコロ・チェロを使用。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲● 組曲第1番ト長調 BWV.1007● 組曲第3番ハ長調 BWV.1009● 組曲第5番ハ短調 BWV.1011● 組曲第2番ニ短調 BWV.1008● 組曲第4番変ホ長調 BWV.1010● 組曲第6番ニ長調 BWV.1012 ユリス・タイヒマニス(チェロ、ピッコロ・チェロ) 使用楽器: チェロ:作者不詳(18世紀) ピッコロ・チェロ(第6番):作者不詳(1750年頃南ドイツ) 録音時期:2018年10月5-7日、2019年1月10,11日、3月3日 録音場所:アンサンブルハウス・フライブルク 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)【ベルリンの高品質レーベル「decurio」】録音プロデューサーであるルーカス・コヴァルスキとベネディクト・シュレーダーによって2018年にベルリンで設立された新興レーベル「decurio(デクリオ)」。エキサイティングな音楽的・文化的コンセプトを備えた優れたプロジェクトの開発を目的とし、様々なバックグラウンドを持つアーティストが選び抜かれた音楽の焦点に身を捧げ、おなじみの作品に新しい光を当て、未知の作品を初めて録音することで、リスナーに新しい音楽体験をもたらしています。テルデックス・スタジオ・ベルリンやベルリン・フィル・メディアなどで録音を行ってきた名エンジニア、ベネディクト・シュレーダーが最新の録音技術を駆使したレコーディング、こだわりのプログラムと高品質なパッケージにご期待ください。(輸入元情報)Powered by HMV