若きロストロポーヴィチ入魂のプロコフィエフプロコフィエフは晩年にチェロ作品をいくつか手掛けましたが、いずれもロストロポーヴィチの存在があって誕生しています。その3作を37歳のロストロポーヴィチの演奏で集めました。 交響的協奏曲は1930年代に作曲したチェロ協奏曲第1番を改作したもの。チェロ協奏曲第1番は、楽器の機能を無視した難技巧を当局から批判され、名手ロストロポーヴィチの協力で新たな作品に仕上げました。それにより創作欲を刺激されたプロコフィエフはコンチェルティーノに着手しますが、未完のまま世を去ります。そこでロストロポーヴィチが補作し、カバレフスキーがオーケストレーションを施して完成させました。最晩年のプロコフィエフならではの清明な世界を味わえます。(販売元情報)【収録情報】プロコフィエフ:1. チェロ・ソナタ ハ長調 Op.1192. 交響的協奏曲ホ短調 Op.1253. チェロと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.132 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) アレクサンドル・デデューヒン(ピアノ:1) ソ連国立交響楽団(2) モスクワ放送交響楽団(3) ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮:2,3) 録音時期:1964年2月25日(1,2)、5月13日(3) 録音場所:モスクワ音楽院ホール 録音方式:ステレオ(ライヴ)Disc11 : I. Andante Grave - Moderato Animato - Mstislav Rostropovich/Alexander Dedyukhin2 : II. Moderato - Mstislav Rostropovich/Alexander Dedyukhin3 : III. Allegro, Ma Non Troppo - Mstislav Rostropovich/Alexander Dedyukhin4 : I. Andante - Mstislav Rostropovich/Ussr Symphony Orchestra5 : II. Allegro Giusto - Mstislav Rostropovich/Ussr Symphony Orchestra6 : III. Andante Con Moto - Allegretto - Mstislav Rostropovich/Ussr Symphony Orchestra7 : I. Andante Mosso - Mstislav Rostropovich8 : II. Andante - Mstislav Rostropovich9 : III. Allegretto - Mstislav RostropovichPowered by HMV