マンハイム楽派的、モーツァルト的、オーボエ協奏曲集ルブラン:オーボエ協奏曲集ナンシー・アンブローズ・キング(オーボエ)、ジェレミー・スワーリング指揮ヤナーチェク・フィルモーツァルトと同時代に活躍したドイツのオーボエの名手で作曲家のルブランは、モーツァルトの1年前に38歳の若さで亡くなっています。マンハイム宮廷楽団の父に教えを受けたルブランは、オーボエの名手だったため、ロンドン、パリ、ミラノ、ウィーン、プラハ、ナポリ、ミュンヘン、ベルリンなど旅公演が多く、作品はあまり遺されていませんが、モーツァルトにも通じる魅力を感じさせる一連のオーボエ協奏曲は傑作が揃っています。 演奏はアメリカのソリスト、指揮者にチェコのオーケストラという国際的なもので、マンハイム楽派のモーツァルトともいうべき美しい作品を十分に楽しむことができます。 英CALAレーベル音源のライセンス発売。▶ Brilliant Classics 検索 演奏者情報◆ ナンシー・アンブローズ・キング(オーボエ)ミシガン大学で音楽学士号を取得し、イーストマン音楽学校で音楽修士号、音楽芸術博士号、および演奏家資格を取得。1995年にはニューヨーク国際ソロ・オーボエ奏者コンクールで優勝し、以後、ソロ、室内楽奏者として世界的に活躍しています。◆ ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団1929年、チェコのオストラヴァに設立された放送オーケストラが前身。1954年、オストラヴァ交響楽団として正式に設立され、1962年、オストラヴァ国立フィルハーモニー管弦楽団に改名し、1971年、ヤナーチェク・フィルハーモニー・オストラヴァに改名。クチャルの指揮した録音ではティンパニを核とした非常に迫力のある音を鳴らすオーケストラで、スメタナのパワフルな音楽との相性も最高です。◆ ジェレミー・スワーリング(指揮)ニューヨーク州立大学パーチェス校で優秀な成績で指揮とクラリネットの学士号を取得し、インディアナ大学でオーケストラ指揮の修士号を取得。インディアナポリス交響楽団の初代指揮者としてキャリアをスタートし、サクラメント交響楽団の常任指揮者、ノースイースト・テキサス交響楽団の音楽監督、カリフォルニア大学サンフランシスコ校管弦楽団の音楽監督を歴任し、現在、ダンビル交響楽団の音楽監督を務めています。 トラックリスト (収録作品と演奏者)ルートヴィヒ・アウグスト・ルブラン[1752-1790]◆ オーボエ協奏曲第2番ト短調1. I. Allegro 7'462. II. Adagio 5'283. III. Rondo 6'50◆ オーボエ協奏曲第7番ヘ長調4. I. Allegro 9'155. II. Adagio 4'446. III. Rondo 5'11◆ オーボエ協奏曲第3番ヘ長調7. I. Allegro 8'228. II. Adagio 1'239. III. Rondo 4'19◆ オーボエ協奏曲第1番ニ短調10. I. Allegro 8'4311. II. Grazioso 5'1512. III. Rondo 5'52 ナンシー・アンブローズ・キング(オーボエ) ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団 ジェレミー・スワーリング(指揮) 録音:2000年9月4日、2002年1月4〜6日、チェコ、オストラヴァ、ヴィトコヴェ文化の家 Track listLudwig August Lebrun 1752-1790Oboe ConcertosConcerto in G minor André No.21. I. Allegro 7'462. II. Adagio 5'283. III. Rondo 6'50Concerto in F Sieber No.74. I. Allegro 9'155. II. Adagio 4'446. III. Rondo 5'11Powered by HMV