イタリアを代表する世界的クラリネット奏者、ミケーレ・カルッリが奏でる幻想曲とソナタクラウディオ・アバドの推薦を得て1979年に19歳という若さでミラノ・スカラ座管弦楽団の首席奏者に就任し、イタリアを代表するクラリネット奏者として活躍すると同時に、指揮者としても世界的名声を得ているミケーレ・カルッリ[1958-]。クラリネット奏者の実績はもちろんのこと、1992年にはタングルウッド音楽祭のセミナーに参加するため小澤征爾とボストン交響楽団から招待され、1994年以降はジュゼッペ・シノーポリのパーソナル・アシスタントを務めるなど、指揮者としても世界規模で活躍を展開しています。 今回リリースとなるこの「親和性」は、クラリネット奏者としてのミケーレ・カルッリの現在を刻印した作品集。ゲーゼ、サン=サーンス、マルチヌー、そしてプーランクの4作品を通じて、後期ロマン派、新古典派の時代におけるクラリネットのための音楽の変遷と発展を描きます。(輸入元情報)【収録情報】● ゲーゼ:幻想小曲集 Op.43● サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167● マルチヌー:クラリネット・ソナタ H.356● プーランク:クラリネット・ソナタ FP.184 ミケーレ・カルッリ(クラリネット/ビュッフェ・クランポン) セレーナ・キレーミ(ピアノ/シュタイングレーバー) 録音時期:2018年10月 録音場所:ミュンヘン、クラヴィエヴェルクシュタット・コントラプンクト 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV