レスピーギをめぐる友人の輪と彼らの歌曲集レスピーギと彼と関わりの深かった作曲家による歌曲を収録。エルザ・サンジャコモ・レスピーギはオットリーノ・レスピーギの妻で、元は彼の弟子であり歌手でもありましたが、作曲家としてもいくつかの作品を残しています。マルトゥッチはレスピーギの師匠。リムスキー=コルサコフとレスピーギの関係は意外に思われるかもしれませんが、レスピーギは若い頃、リムスキー=コルサコフに師事していました。 収録されている歌曲はいずれも19世紀末から20世紀初頭の成熟した和声書法と、優美でたおやかな旋律に溢れており楽しめます。ソプラノのガブリエレ・ヘイグのリリカルな歌声も素晴らしい聴きどころ。(輸入元情報)【収録情報】● リムスキー=コルサコフ[1844-1908]:西は遥か遠く● ジュゼッペ・マルトゥッチ[1856-1909]:3つの歌曲 Op.84● オットリーノ・レスピーギ[1879-1936]:森の神々● エルザ・サンジャコモ・レスピーギ[1894-1996]:ルバイヤートの四行詩による歌曲● ヴィットリオ・リエッティ[1898-1994]:マックス・ジャコブの4つの詩の歌曲より● エルザ・サンジャコモ・レスピーギ:3つのスペインの詩による歌曲● オットリーノ・レスピーギ:雪が降る、夜、霧、雨● リムスキー=コルサコフ:ニンフ ガブリエレ・ヘイグ(ソプラノ) ランドール・フスコ(ピアノ) 録音時期:2020年11月10-12日 録音場所:カリフォルニア、聖ステファン司教教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV