ザ・シックスティーン、バッハの『ルター派ミサ曲集』がセットになって再登場!1979年にハリー・クリストファーズが設立し、それ以来世界最高クラスの合唱団として活動し続けている英国合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。彼らが2013年に収録した『ルター派ミサ曲集』第1集、第2集が2枚組になって再登場。 ルター派の主流であった『キリエ』と『グローリア』のみによる、『ミサ・ブレヴィス』または『ルター派ミサ曲』と呼ばれるバッハの4つのミサ曲。その大部分は、自らの教会カンタータを題材としており、作曲者自身が選んだ音楽の再創造によって誕生した『ルター派ミサ曲』は、ロ短調ミサや受難曲と並ぶバッハの教会音楽の傑作です。 グレイス・デイヴィッドソンやロビン・ブレイズ、イーモン・ドゥーガンなど豪華メンバーの歌声によって絶賛されたザ・シックスティーンによるJ.S.バッハの傑作が今蘇ります。今なお色褪せない彼らの美しい歌声をご堪能ください。(輸入元情報)演奏時間30分前後というバッハのルター派ミサ曲は、カンタータからの転用が多く、器楽伴奏つきの独唱アリアなども含む構成から、カンタータ風のミサ曲とも呼ばれています。 宗教改革で知られるマルティン・ルター[1483-1546]は、民衆の言葉であるドイツ語によるコラールを用いて布教していましたが、そのスタンスは柔軟で、従来のラテン語によるミサもおこなっていたということです。バッハが書いたラテン語によるミサ曲がそうした教会での演奏目的で書かれたものかどうかはわかっていないようですが、それらのミサ曲に自作カンタータの転用が多く含まれていることから、実用目的で書かれたのではないかと推測されています。(HMV)【収録情報】J.S.バッハ:ルター派ミサ曲集● ミサ曲ト短調 BWV.235● カンタータ第102番『主よ、汝の目は信仰を顧みたもう』 BWV.102● ミサ曲ヘ長調 BWV.233● ミサ曲ト長調 BWV.236● カンタータ第79番『主なる神は日なり、盾なり』 BWV.79● ミサ曲イ長調 BWV.234 ザ・シックスティーン ハリー・クリストファーズ(指揮) 録音時期:2013年5月20-24日 録音場所:ロンドン、セント・オーガスティン教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV