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ジュリアード弦楽四重奏団 初期録音集(6CD)バルトーク&新ウィーン楽派作品集1949-1952ジュリアード弦楽四重奏団は、1946年に、ジュリアード音楽院の校長で作曲家のウィリアム・シューマンの提言により、ヴァイオリニストのロバート・マン以下、同音楽院の教授たちにより設立されたグループです。ウィリアム・シューマンの提言もあり、結成当初より同時代作品も積極的にレパートリーに組み込むという基本姿勢によって一貫した活動を展開、1947年12月のデビュー・コンサートでも、ベルクの『抒情組曲』がとりあげられていましたし、バルトークの弦楽四重奏曲についても1948年の公演から積極的に紹介するようになっていました。シェーンベルク作品については、本人の前での演奏もおこなっており、その際、シェーンベルクに予想以上にワイルドな演奏と評されながらも解釈について快諾されたというエピソードからもうかがえるように、当時のジュリアード弦楽四重奏団の演奏は非常に過激なものでした。 今回、ヒストリカル音源のCD化でマニアに話題の「WHRA(West Hill Radio Archives)」より登場する6枚組セットには、そんな過激な時期の彼らによる、バルトークの弦楽四重奏曲全集と、新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲集が収められています。 バルトークについては、以前、イギリスのPEARLレーベルから、新ウィーン楽派作品集については、フランスのUNITED ARCHIVESレーベルより復刻盤がリリースされていましたが、今回は、オリジナル・リリース国でもあるアメリカのレーベルからのリリースで、2011年に米コロンビアのLPから新たにデジタル・トランスファーがおこなわれています。367分収録。(HMV)【収録情報】・バルトーク:弦楽四重奏曲第1番 Sz.40 op.7・バルトーク:弦楽四重奏曲第2番 Sz.67 op.17・バルトーク:弦楽四重奏曲第3番 Sz.85・バルトーク:弦楽四重奏曲第4番 Sz.91・バルトーク:弦楽四重奏曲第5番 Sz.102・バルトーク:弦楽四重奏曲第6番 Sz.114 録音:1949年(モノラル) 使用音源:コロンビアLP、ML4278/79/80・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第1番ニ短調Op.7・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番嬰ヘ短調Op.10・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第3番Op.30・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第4番Op.37・ベルク:弦楽四重奏曲Op.3・ヴェーベルン:5つの断章Op.5 録音:1951-52年(モノラル) 使用音源:コロンビアLP、SL188・ベルク:抒情組曲 録音:1950年(モノラル) 使用音源:コロンビアLP、ML2148 ジュリアード弦楽四重奏団  ロバート・マン(ヴァイオリン)  ロバート・コフ(ヴァイオリン)  ラファエル・ヒリヤー(ヴィオラ)  アーサー・ウィノグラッド(チェロ)Powered by HMV
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