NHK Eテレで話題2024/10期 「100分de名著」『ドリトル先生航海記』が話題2024/10/14 「グレーテルのかまど」『新訳 ドリトル先生航海記』(角川文庫、角川つばさ文庫、100年後も読まれる名作)が紹介。訳者 河合祥一郎氏出演シリーズ累計45万部突破!世界最速のツバメ郵便局へナゾの動物から招待状が!絵63点の第3巻●あらすじ先生がはじめたツバメ郵便局へ、世界中の動物から手紙がとどきます。かわいそうな小さな王国をすくったり、先生は大かつやく!やがて、世界最古のナゾの動物から、秘密の湖への招待状が! さし絵63点の第3巻!●新訳ドリトル先生シリーズについて動物のことばが話せるお医者さん、ドリトル先生。博物学者でもある先生は、助手のトミー少年や動物たちとともに世界中を冒険します。海ぞくと対決したり、巨大カタツムリと海底旅行したり、サーカス団や動物園も作って、月旅行なんかもしちゃったりして! びっくりゆかいなお話がいっぱい! そして、すべて読みおえたとき、この壮大な動物と人間の物語に、きっとあなたは胸をうたれ涙します。一生の宝物になる名作です!●新訳のここがポイント!「ドリトル先生」といえば、先行の井伏鱒二訳(岩波文庫)を思いうかべる方も多いかと思いますが、あちらは1951〜79年にかけて出版されたもので、時代の制約もあったせいか、原文どおりに訳されていないところも多くあります。ですが、本作ではそうした点をすべて改めています。・ダブダブが焼くおやつが先行訳では「パン」だが、正しくはイングリッシュ・マフィンであるため、新訳では「マフィン」に。・ガブガブの好物は先行訳では「オランダボウフウ」だが、正しくは「アメリカボウフウ」。新訳ではこれを英文そのままの「パースニップ」に。・世にもめずらしい動物pushmi-pullyu(頭が二つある動物)は、先行訳では「オシツオサレツ」だが、新訳では「ボクコチキミアチ」に。などなど、イギリスの文化背景を知っていないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。