2022年度から実施の学習指導要領に沿って、大改訂を行いました。“基礎”だからといって油断は大敵! 「生物基礎」は、4単位科目の「生物」の土台であるだけでなく、「生物」には出てこない高度な内容も含みます。重要用語をただ丸暗記するのではなく、本書を用いてきちんと理解しながら知識を定着させれば、入試本番の確実な得点源になります。本書は、重要事項を「一問一答」形式で学べる問題集。やさしい設問が中心ですが、いずれも入試頻出の良問ぞろいです。計73「テーマ」によって「生物基礎」の全範囲をカバー。すべて見開きのレイアウトで、見やすく使いやすいデザインです。見開き左ページには設問を掲載。A〜Cの3段階レベル表示付き。A:教科書の太字レベル、及び学校の定期テストに出題されるレベル。B:共通テストで8割の得点が可能なレベル、及び入試基礎〜標準レベル。C:共通テストで9割以上の得点が可能なレベル。及び難関国公立大・難関私立大受験者が到達しておくべきレベル。見開き右ページには「解答」と「解説」、「出るポイント」を掲載。●「出るポイント」では、そのテーマの重要ポイントをわかりやすくまとめています。知識の確認にピッタリ!●図や表をふんだんに使った「解説」は、簡潔でわかりやすいものに仕上がっています。●巻末にはくわしい「さくいん」付き。気になった単語はどんどん調べて理解を深めましょう。本書を手にとったあなたなら、もう大丈夫!さあ、今すぐ「生物基礎」の学習を始めましょう!第1章 生物の特徴第1節 生物の特徴生物の多様性、生物の特性、細胞の構造、細胞の観察、単細胞生物と多細胞生物、動物・植物の組織、代謝、ATP、酵素、光合成と葉緑体、光合成の反応過程、呼吸、生体内のエネルギーの流れ、ミトコンドリアと葉緑体の起源 第2節 遺伝子とその働き遺伝子の本体、DNA の構造、タンパク質、遺伝情報の発現、DNA のいろいろな問題、細胞分裂と遺伝情報の分配、細胞分裂の観察、細胞周期、細胞分裂とDNA 量の変化、DNAの複製、分化した細胞の遺伝情報、遺伝子の発現、ゲノムと遺伝子第2章 ヒトの体の調節第3節 神経系と内分泌系による調節体内環境と恒常性、血液凝固、循環系、肝臓、腎臓、神経系、自律神経系、内分泌系、ホルモン、血糖濃度の調節、糖尿病、体温調節 第4節 免疫生体防御、体液性免疫、細胞性免疫、免疫の応用、血液の凝集反応、免疫に関する疾患と医療への応用 第3章 生物の多様性と生態系第5節 植生と遷移植物の生活形、ラウンケルの生活形、さまざまな植生、遷移の過程、遷移のしくみなど、いろいろな遷移、気候とバイオーム、世界のバイオーム、日本のバイオーム第6節 生態系とその保全生態系の成り立ち、生態ピラミッド、生態系のバランス、人間活動による生態系への影響、生態系の保全さくいん