本書はプログラミング言語Python(パイソン)の入門書です。初めてPythonに取り組む人にとってもわかりやすいように、Pythonの文法の基本を1つずつ丁寧に説明します。小さなプログラムを実際に作りながらの説明なので、その文法がどんなものなのか、どんな時に使えばいいのかを理解しやすくなっています。また、プログラムが動く楽しさを味わいながら進むことができるようになっています。後半では、より本格的にPythonを使っていくためのプログラミングを学んでいきます。途中少し難しめの解説があるところでは、「後から読んでも大丈夫」というマークを付けて、読み飛ばせるようになっています。実践編や応用編では、少し長めのプログラムを書いて、デスクトップアプリやWebアプリを作ったり、機械学習で判定をするプログラムを書いたりする作例を紹介しています。これによって、本書で学習したことの理解を深めることもできますし、動くプログラムを作る楽しさや充実感を味わうことができます。「初心者だけど、とりあえず動くものを作りたい」という目的にも使えますし、少し上達してから、後回しにしていた内容をもう一度読んで、「さらに力を付けて、高度なプログラミングにも挑戦してみたい」という目的にも使える、1冊で2度おいしい本です。改訂2版では、Pythonの最新文法や最新ライブラリに対応。(具体的にはf文字列や型ヒントを取り入れ、例外処理の文法を刷新。そのほか、WebアプリのフレームワークでFlask、機械学習でKerasを採用。生成AIに関する解説、JSONの活用に関する解説なども追加)。Pythonのバージョンは3.12で解説しています。Chapter 1 Pythonのインストールとプログラムの実行Chapter 2 はじめの一歩 - 基本的な文法についてChapter 3 リストや関数についてChapter 4 モジュールとパッケージChapter 5 実践編 - Pythonを実践で使おうChapter 6 応用編 - オブジェクト指向について