モーツァルト:戴冠式ミサ、 ヴェスペレロランス・エキルベイ&アクサンチュスフランスの女性指揮者ロランス・エキルベイと彼女が率いるヴォーカル・アンサンブル「アクサンチュス」のERATOデビュー盤が登場です。1991年にエキルベイによって創設されたアクサンチュスは、無伴奏合唱作品を基本的なレパートリーに据えながらも、オペラや宗教作品も歌うアンサンブル。2014年に『レクィエム』で共演したインスラ・オーケストラとは相性が良く、今作でも極めて息のあった演奏を披露しています。 戴冠式ミサとヴェスペレ、この2つの作品は、どちらもヴィオラを使わず、同じ響きがもたらされるというエキルベイ。彼女にとってモーツァルトは特別な存在であり、それはウィーンで学生として過ごした時期に教えを受けた、アバドとアーノンクールからの影響であると語っています。ソプラノ・ソロはレクィエムと同じくサンドリーヌ・ピオーが受け持っています。(輸入元情報)【ロランス・エキルベイ】フランスの女性指揮者、ロランス・エキルベイは、スウェーデンの合唱指揮者エリック・エリクソンと、フィンランドの指揮者ヨルマ・パヌラらに師事したのち、アルノルト・シェーンベルク合唱団とともにアーノンクールの薫陶を受けます。 やがて彼女は、29歳のときに自らの合唱の理想を実現するため、アクサンチュス室内合唱団を創設し、数々の合唱コンクールで受賞、プロとしての活動をスタートします。以後、コンサートやレコーディングで大活躍する彼女らの演奏は大きな評判を呼ぶこととなります。 レパートリーは古楽から現代まで幅広く、また、合唱オリジナル・レパートリーに必ずしもこだわらず、通常のレパートリーを合唱編曲するなどして合唱音楽の世界を広げ、数多くの音楽ファンを魅了してきた功績にも大きなものがあります。(HMV)【収録情報】モーツァルト:● ミサ曲第14番ハ長調 K.317『戴冠式ミサ』● ヴェスペレ ハ長調 K.339『証聖者の盛儀晩課』 サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) レナータ・ポクピック(アルト) ベンヤミン・ブルンス(テノール) アンドレアス・ヴォルフ(バス) アクサンチュス(合唱団) インスラ・オーケストラ(ピリオド楽器オーケストラ) ロランス・エキルベイ(指揮) 録音時期:2016年9月15,16日 録音場所:フランス、サントメール大聖堂 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc11 : Mass No. 15 in C Major, K. 317, "Coronation": I. Kyrie Eleison2 : Mass No. 15 in C Major, K. 317, "Coronation": II. Gloria3 : Mass No. 15 in C Major, K. 317, "Coronation": III. Credo4 : Mass No. 15 in C Major, K. 317, "Coronation": IV. Sanctus5 : Mass No. 15 in C Major, K. 317, "Coronation": V. Benedictus6 : Mass No. 15 in C Major, K. 317, "Coronation": VI. Agnus Dei7 : Vesperae Solennes de Confessore, K. 339: I. Dixit Dominus8 : Vesperae Solennes de Confessore, K. 339: II. Confitebor9 : Vesperae Solennes de Confessore, K. 339: III. Beatus Vir10 : Vesperae Solennes de Confessore, K. 339: IV. Laudate Pueri11 : Vesperae Solennes de Confessore, K. 339: V. Laudate Dominum12 : Vesperae Solennes de Confessore, K. 339: V. MagnificatPowered by HMV