モーツァルトに影響を与えた作曲家によるファゴット協奏曲と交響曲の爽快な演奏ヨハン・クリスティアン・バッハ、ミヒャエル・ハイドン:ファゴット協奏曲集ソフィー・デルヴォー、ミュンヘン室内管弦楽団ウィーン・フィル首席ファゴット奏者、ソフィー・デルヴォーによる、気分爽快なファゴット協奏曲と交響曲のアルバム。 モーツァルトと仲が良く多大な影響を与えたヨハン・クリスティアン・バッハ[1735-1782]のファゴット協奏曲と、同じくモーツァルトと親しかったミヒャエル・ハイドン[1737-1806]の交響曲を収録。▶ Berlin Classics 検索 収録情報● J.C.バッハ:ファゴット協奏曲変ロ長調 W.C83● M.ハイドン:交響曲変ロ長調 P.52, MH.133● J.C.バッハ:ファゴット協奏曲変ホ長調 W.C82 ソフィー・デルヴォー(ファゴット、指揮) ミュンヘン室内管弦楽団 録音時期:2021年 録音方式:ステレオ(デジタル) 演奏者情報◆ ソフィー・デルヴォー(ファゴット)ソフィー・デルヴォーは、ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席奏者を務めながら、ソリスト、室内楽奏者、教育者としても活動する人気のファゴット奏者。 ウィーン・フィルの前はベルリン・フィルの首席コントラファゴット奏者兼ファゴット奏者だったという華麗なキャリアの持ち主です。【名前】「デルヴォー」という姓は、2018年の8月に、フランス人ホルン奏者でコンセルトヘボウ管弦楽団首席奏者でもあった作曲家のフェリックス・デルヴォーと結婚してから使用されており、それ以前の姓は「ダルティガロング」でした。【使用楽器】ソフィー・デルヴォーは、ドイツの楽器メーカー「ピュヒナー」の「ダークで丸みのある音」が好きなそうで、「モデル・スペリオール」や「モデル23コンパクト」などを愛奏しています。 しかし、ベルリン・フィルでもウィーン・フィルでも、ファゴット仲間からは、業界の有名ブランドである「ヘッケル」を使用するよう勧められ、彼女もヘッケルや他のファゴットを試してもいます。 それでも、調和の点でもまったく問題ないことから彼女の考えが変わることはなく、結果的に、約75年ぶりにヘッケルを吹かないウィーン・フィルのファゴット奏者になったということでした。 ソフィー・デルヴォー 年表【ヴェルサイユ拠点】●1991年7月25日、パリ南西部、ヴェルサイユ近くのクラマールに誕生。父親は数学者でエンジニア、母親はギター教師という家庭。●1996年、5歳でピアノを始めますが、2週間でレッスンを中断。●母にギターを教わります。●2001年、10歳でクラリネットを学び始めています。1人で演奏するのではなく、誰かと一緒に演奏したいという理由でした。●2003年、12歳のときにフランス式ファゴット「バソン」に夢中になり、熱心に練習。その結果、地元のヴェルサイユ音楽院では半年学んだ段階で、次の過程に進める状態になっていました。【リヨン拠点】●家族と共に、パリの南南東400kmほどのところにあるリヨンに転居。●リヨン地域音楽院に入学。●2008年、17歳の時にはリヨン国立音楽院に入学。カルロ・コロPowered by HMV