フルトヴェングラー1931年バイロイト音楽祭のワーグナー!他今回の録音には、約20分の初出部分が含まれています。その大部分が、フルトヴェングラーのバイロイト初登場となった1931年の《トリスタンとイゾルデ》。31年6月自家用機でバイロイトに乗り付けようとしたフルトヴェングラーでしたが、着陸に失敗大破炎上。死にかけながら指揮をした《トリスタン》が楽しめます。また、他の大部分の曲が録音された1936年は、ベルリン・オリンピックの年。この年からバイロイト音楽祭も、毎年開催に変わりました。記録的な人出となった、その年のバイロイト音楽祭の《ローエングリン》は後世に語り継がれるほど圧巻な出来。【収録情報】「フルトヴェングラー・コンダクツ・ワーグナー、初期ライヴ録音集(1931-36)」ワーグナー:1《トリスタンとイゾルデ》より「タントリスの歌」[第幕第3場イゾルデ]「母君がここにこう」〜「ご案内によって上陸する支度をする気など無く」[第3場終〜第4場ブランゲーネ、イゾルデ、クルヴェナール、船員たち]「ああそれがお気がかりなのですか」〜「手から落としたりなどなさらずに」[第1幕第5場トリスタン、イゾルデ](初出16’39”)2《タンホイザー》より「歌の殿堂」[第2幕第1場エリーザベト]「気高き愛よ、汝がために〜愛の女神よ(初出)」[第2幕第4場ヴィルフラム、タンホイザー]3《タンホイザー》より「あなたのために讃歌よ響け!」[第1幕第2場タンホイザー]「歌の殿堂」[第2幕第1場エリーザベト]「あなたの足下にいさせて下さい!〜さあ、お立ちになって下さい」[第2幕第2場タンホイザー、エリーザベト]「処女なる私を見てください〜しかし私は彼のために」[第2幕第4場エリーザベト]「罪あるものに救いをもたらすべく」[第2幕第4場タンホイザー]4《ワルキューレ》より第1幕(「前奏〜このかまどが誰のものであろうと」[第1場]「お望みのように」[第1場]「君はずいぶん遠い道を歩いてきたのであろう」[第2場]「死骸の山に彼女は死んで横たわっていた」[第2場]「炎のきらめきに照り返るあれは何であろう?」[第3場]「わたしです。聞いて下さい!」[第3場]「君こそは春」[第3場]「わたしの見た愛の夢をわたしもまた思い出します」[第3場])第2幕(「前奏〜いまや馬の手綱を引き締めよ!」[第1場]「いとしい人よ、とまるのだ!」[第3場]「どこにいるのですか、ジークムント?」[第3場]「わたしはヴァルハラへは行かぬ。」[第4場])第3幕(「ワルキューレの騎行」[第1場]「早く逃げて下さい!」[第1場]「あなたは高貴な一族を作られました。」[第3場]管弦楽曲「ローゲよ、聞け!」[第3場]「魔の炎の音楽」[第3場])5《ローエングリン》第3幕より第3幕への前奏曲「婚礼の合唱(結婚行進曲)」[第1場合唱]「たのしい歌声も消えて」[第2場ローエングリン]「ハインリヒ王、ばんざい」[第3場合唱]「はるかな国に」[第3場ローエングリン]「かわいい白鳥よ」[第3場ローエングリン]フルトヴェングラー(指)15バイロイト祝祭劇場管弦楽団2-4ウィーン国立歌劇場管弦楽団1ラルセン=トルドセン、ヘルム、ピストア、ボッケルマン2バティ、ピストア、スヴェド3マリア・ミュラー(S)、マックス・ローレンツ(T)、ウィーン国立歌劇場合唱団5J.フォン・マノワルダ、F.フェルカー、M.ミュラー、M.クローゼ録音11931年8月18日バイロイト祝祭劇場(初出、世界初録音)、21935年10月13日ウィーン国立歌劇場、31936年1月9日ウィーン国立歌劇場、41936年2月13/17日ウィーン国立歌劇場、51936年7月19日バイロイトPowered by HMV