商品の説明

各年代の名器と呼ばれるモデルの復刻を目指し、オリジナルの持つヴィンテージテイストを細部まで再現した、フェンダー・レギュラーラインナップの最上位モデル ”American Vintage Series”（通称アメビン）

本器は、アメビンの後継シリーズとして2018～2022年まで展開され、ヴィンテージテイストを残しつつも、現代のプレイヤーに合わせたスペックも取り入れた事で、フェンダーフリークに留まらず多くのユーザーから、現在も高い評価を得ている ”American Original Series” の’60タイプストラト、シリアルから2017年製の一本です！

ウッドマテリアルは、アルダーボディ、メイプルネック、ローズウッド指板とお馴染みの物ですが、素材のセレクトは最上位機種に相応しい上質な物のみを採用しており、パッと見るだけで「良い材を使っているな」と言う印象を覚えます。

塗装はオールラッカーですが、下地から見直すことで、薄さを維持しながら楽器をしっかり守る塗装が施されています。

「60年代の代表的な仕様の再現」をコンセプトにしており、基本的なスペックやパーツ類はヴィンテージを意識していますが、以前のアメビンと大きく異なるのが「現代のギタリスト向けのアレンジが施されている」と言う点。

1、ネックシェイプは太めのCシェイプ（Thick C）で、ラウンド貼りのローズ指板を組み合わせていますが、指板Rをヴィンテージと同じ7.25インチから、ややフラットな9.5インチに変更する事で「弦高を低めにしても音詰まりし辛い」というプレイアビリティー面の向上。

2、ピックアップセレクターを3Wayから5Wayにし、センターのトーンをリアにも効くように配線する事で、幅広いサウンドメイクが可能。

以上の2点が従来のアメビンと異なり、本器が単なるヴィンテージリイシューに留まらない要因。

ヴィンテージのイメージを損なうことなくアレンジされている辺りは、さすがフェンダーと言えますね！

ピックアップは ”Pure Vintage '65 Gray-Bottom Single-Coil Strat” を採用しており、サウンドの方向性はあくまでヴィンテージなので出力は低めではあるものの、音に変な癖や頼りない感じがないので、意外と幅広く使えるといった印象です。

歪ませても耳に痛いハイが強調されないので、パープルなどの70sロックを弾くのにも良いかな？と個人的に思います。

ボディバックに小さな打コン、他にも軽度のスリ傷はありますが、使用感はあまりなくコンディション良好な美品。
ピックガードのビニールも剥がされていません。

トレモロのバックプレートを外すと、一部傷や塗装溶けた跡がありますが、ラッカーの性質上仕方ない部分もあるのでご了承下さいませ。

フレット減りもあまりなく、現状ネックはストレートでロッドも余裕あります。

生産完了後も人気の高いモデルで状態も良好な一本です！気になった方はこの機会に是非ご検討くださいませ。