なんと軽やかで色彩豊かな音色!マーフィー率いる新オランダ・アカデミー室内管がおくる18世紀クラシック音楽の旅路SACDハイブリッド盤。「PENTATONE」レーベルが力を注いで録音をしている新オランダ・アカデミー室内管弦楽団による演奏。毎回ユニークなコンセプトで聴き手を楽しませてくれていますが、当アルバムは「ジェット・セット! クラシック音楽の社交界」と題され、18世紀に活躍した作曲家によるロンドン、パリ、ベルリン、ウィーン、サンクト・ペテルブルクにまつわる作品を収録しました。これらの音楽をまるで飛行機で旅をしているかのように構成しております。このうち、カール・フリードリヒ・アーベル作曲の交響曲2篇、他4作品が世界初録音であることも興味深いところです。前作「グランド・ツアー〜バロック・ロード・トリップ』に引き続き、ブックレットには実際に乗車している写真なども掲載しており、ユーモラスにしておしゃれなコンセプトです! 1973年オーストラリア生まれのサイモン・マーフィーはオランダを拠点に活躍するヴィオラ奏者、指揮者。シドニー交響楽団にてハンス・フォンクに師事し、指揮者としての研鑽を積みました。1996年よりオランダにて古楽の指揮者、ヴィオラ奏者として本格的に活動を開始し、現在は2002年創立の新オランダ・アカデミー室内管弦楽団の音楽監督としての活動を中心に、ヨーロッパ内外での幅広い演奏活動を展開しております。当演奏でも見通しがよく色彩豊かな音楽を披露するマーフィーの統率力に脱帽です。当団のディスクは上記の他にグラーフ、ザッパの交響曲、コレッリの合奏協奏曲集などをリリースしております。ディジパック仕様。(輸入元情報)【収録情報】『ジェット・セット! クラシック音楽の社交界』1. ツェルター:協奏曲変ホ長調〜ヴィオラと管弦楽のための(I. 8:09/ II. 6:22/ III. 9:02 = 23:33)2. アーベル:交響曲ハ長調 Op.14-1 WK25(I. 4:22/ II. 1:34/ III. 2:35 = 8:31)3. モーツァルト:『フィガロの結婚』 K.492よりスザンナのアリア『恋人よ、早くここへ』(3:18)4. ライヒャルト:交響曲ト長調(I. 3:53/ II. 3:14/ III. 2:37 = 9:44)5. ストーレース:歌劇『ベオグラード包囲』よりアリア『国内平和』(マーフィー編)(5:05)6. パイジェッロ:歌劇『水車小屋の娘』よりアリア『もはや私の心には感じない』(1:48)7. アーベル:交響曲変ホ長調 Op.14-2 WK26(I. 5:09/ II. 3:45/ III. 5:10 = 14:04) グードルーン・シドニー・オットー(ソプラノ:3,5,6) 新オランダ・アカデミー室内管弦楽団 サイモン・マーフィー(指揮、ヴィオラ:1) 録音時期:2017年5月 録音場所:オランダ、デン・ハーグ、ゴシック・ホール 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND 世界初録音(2,4,5,7)Powered by HMV