ベイエ&リ・インコーニティ最新盤愉悦のきわみのハイドン協奏曲集バロック・ヴァイオリン界を牽引するアマンディーヌ・ベイエと、彼女が創設したアンサンブル、リ・インコーニティによる、愉悦のきわみのハイドンの協奏曲集。いずれも1760年代の作で、1761年にハイドンがエステルハージに仕えて間もない頃のもの。当時ハイドンは、自身がいかにすぐれた作曲家であり、器楽奏者であるか、ということを折に触れアピールしていました。じっさい、ここにおさめられたような協奏曲をはじめ、この頃の作品は、ギャラント様式から、後に古典様式と呼ばれるものになる新しい音楽的対話を新しく構築した一人の素晴らしいアーティストの軌跡を示しています。 リ・インコーニティとしては比較的大きな編成(ですが、エステルハージの素晴らしいオーケストラと同様の規模)をとるこれらの作品ですが、ここでも彼女たちの親密なアンサンブルは健在。あらゆる瞬間瞬間を、奏者たちが心から楽しんでいて、休符にまで彼らの幸せな笑顔が感じられるような演奏です。(写真ⓒ Francois-Sechet)(輸入元情報)【収録情報】ハイドン:1. ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIa:12. チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:13. ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 Hob.VIIa:4 アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン:1,3) マルコ・チェッカート(チェロ:2) リ・インコーニティ 録音時期:2018年1月 録音場所:ポワチエ、テアトル・オーディトリウム 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc11 : Violin Concerto in C major, H. 7a/12 : I. Allegro moderato (08:44)3 : II. Adagio (04:12)4 : III. Finale. Presto (04:07)5 : Cello Concerto No. 1 in C major, H. 7b/16 : Moderato (09:10)7 : Adagio (07:25)8 : Finale. Allegro molto (06:37)9 : Violin Concerto in G major, H. 7a/410 : I. Allegro moderato (07:49)11 : II. Adagio (05:51)12 : 9 III. Allegro (04:00)Powered by HMV