フンパーディンク編曲の珍しいヴァージョン等、ワーグナー作品をソプラノ&室内楽編成で!ドイツの室内アンサンブル、カンマームジークケルンの「10+1」アニヴァーサリー・コンサートで披露された、ワーグナー作品を室内楽アレンジで演奏するプロジェクトを収めたライヴ録音盤。フンパーディンクの編曲によるあまり知られていない室内楽版の『トリスタンとイゾルデ』への前奏曲では、フンパーディンクの手によって新たなフィナーレが追加されています。『ヴェーゼンドンク歌曲集』とフランス語による3つの歌曲はイタリアの音楽家シモーネ・フォンタネッリによるアレンジで、いずれも世界初録音。元々室内楽編成で書かれている『ジークフリート牧歌』も収録されています。 ドイツのパーダーボルンで生まれ育ったソプラノ歌手のカトリン・ズコフスキは、デトモルト音楽大学で声楽やオペラを学び、ケルン・オペラの若手アーディストによるアンサンブルの一員として活動。その後ケルン歌劇場のソリストに選ばれ、2021年には永久契約を結びました。最近ではウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のニューイヤー・コンサートにもソリストとして出演するなど目覚ましい活躍を見せており、今後ますますの飛躍が期待されています。 カンマームジークケルンはケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団やWDR交響楽団のメンバー、著名なソリスト、音楽大学教授、フリーの室内楽奏者で構成されたきわめてハイレベルなアンサンブル。2011年の設立ながら、すでにドイツ音楽の中心地であるケルンとボンにおける文化機関としての地位を確立しており、室内楽のために書かれた偉大な作品からこのアルバムに収録されているような編曲物にいたるまで、幅広いレパートリーに積極的に取り組んでいます。(輸入元情報)【収録情報】ワーグナー:1. 『トリスタンとイゾルデ』への前奏曲 WWV90〜フンパーディンクによる室内楽編曲とフィナーレ追加版2. ヴェーゼンドンク歌曲集 WWV91〜フォンタネッリによる声楽とアンサンブル編曲版3. ジークフリート牧歌 WWV1034. フランス語歌曲集(ミニョン/眠れ、わが子/メアリー・ステュアートの別れ)〜フォンタネッリによる声楽とアンサンブル編曲版 カンマームジークケルン カトリン・ズコフスキ(ソプラノ:2,4) 録音時期:2023年3月 録音場所:ドイツ、ボン 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)Powered by HMV