一度聴いたら忘れられない魔術的な魅力をもつ音色フランスの気鋭ヴァイオリン奏者ド・スワルテ、バロック三大ヴァイオリン巨匠の協奏曲を弾く!18世紀前半のヴァイオリン作品の探求を続けるド・スワルテ。前作ではクリスティ(チェンバロ)と共演して、ルクレールとスナイエに焦点をあてたプログラムで名演を披露。今回は「ヴァイオリン協奏曲の父」ヴィヴァルディ、そしてその同時代を生きたルクレールとロカテッリに焦点をあてたプログラムで登場。それぞれが卓越した奏者だっただけに、その作品はかなりの技量が求められます。一度聴いたら忘れられないような魔術的な魅力をもつド・スワルテの音色、そして「レ・ゾンブル」との息の通ったアンサンブルも聴きものです。 テオティム・ラングロワ・ド・スワルテは17世紀から現代までをレパートリーとしていますが、とりわけ18世紀前半の作品の探求を続けています。ソリストおよび室内楽奏者として世界的なホールで演奏。4歳でヴァイオリンをはじめ、9歳でバロック・ヴァイオリンに出会い、パリのエコール・ノルマル音楽院でドゥヴィ・エルリ、そしてイゴール・ヴォルシヌらに師事。2014年パリ国立高等音楽院に入学、室内楽などでも研鑽を積んでいます。2014年、トリオ・グエルマントを結成。2015年よりレザール・フロリサンのメンバーを務めるほか、ソロでも活躍をしています。チェンバロ奏者ジュスタン・テイラーとアンサンブル「all Consort」を結成。2021年夏には、クリスティ(チェンバロ)との共演によるアルバムをリリースしています。(輸入元情報)【収録情報】● ヴィヴァルディ:プレリュード イ短調〜ヴァイオリン協奏曲 RV.355に基づく● ルクレール:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.7-5● ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ロ短調 RV.384● ロカテッリ:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.3-8● ルクレール:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.10-3● ヴィヴァルディ:プレリュード ハ長調〜トリオ・ソナタ RV.60に基づく● ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ハ長調 RV.179a『アンナ・マリーアに』(オリヴィエ・フォレ補筆完成版) テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(ヴァイオリン/1665年製ヤコブ・シュタイナー、弓/ピエール・トゥルテ) レ・ゾンブル マルゴー・ブランシャール(ヴィオール) シルヴァン・サルトル(フルート)、他 録音時期:2021年4月〜5月 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV