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商品の説明

ギブソン創生期の1902年から生産が開始され、その後ロバート・ジョンソンの使用で有名なフラット・トップL-1へと変遷していく、歴史的価値も高いギブソン・アーチ・トップ・ギターの元祖L-1。コンパクトなボディーからは想像出来ないラウドなサウンドと、インテリアにもなりそうな美しいフォルムが魅力のギターです!

スプルースTOP、SIDE&BACK材は不明、マホガニーNECK、エボニー指板、ローズウッド・ブリッジ(リプレイス)、実測47mmナット、実測620mmスケールの13.5インチ・スモール・アーチ・トップ。

サウンドは丸穴アーチ・トップらしい塊感があり、リバーブ感たっぷりなレトロなサウンド!フラット・トップでは決して味わえないリバーブ感が心地よく、パリッと乾いたブルージーなサウンドをご堪能頂けます。主にブルース系のプレイヤーから支持されるモデルですが、弾き方次第で、ストロークやフィンガー、ソロ・プレイにも充分使えるサウンドです。但しネックが極太の三角グリップで、ハイフレットに行くに従って更に極太になっていきますので、慣れるのに多少苦労するかも知れませんが。。。(笑)

楽器のコンディションはさすがに100歳以上のご高齢なので、貫禄ある佇まいになっていますが、この年代の楽器として見れば、まずまず良いコンディションと言えるでしょう。PGは無くなっていて、ブリッジ、テールピースは交換されています。ブリッジはオリジナルは弦高調整の出来ない1本の木で出来ていますが、現在はエレベーション付きのブリッジに交換されていますので、お好みの弦高にセッティング可能です。但し、現代のアーチ・トップにも使えるブリッジの為、弦ピッチが狭く(これが普通なのですが、、)、指板の幅よりかなり内側に入った位置に1、6弦が来てしまいます。ナットは47mmネックに合っているのでロー・ポジションでの演奏性は極普通です。ハイフレットに行くに従って、段々1、6弦が内側に入っていく感じですが、弾いた感じはそんなに違和感は感じないかと思います。バックのセンター・シーム付近に数本クラック・リペアーのような跡が見られますが、現在はボディー内部からかなり幅広のセンター・シームが貼られていますので、強度的な心配は無さそうです。

ネック・コンディションはこの年代のギブソンとしては非常に良い状態です。厳密に言うと極々僅かに順反り傾向にありますが、ほぼほぼストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側2.0mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。ブリッジのエレベーションもまだ上下どちらにも可動しますので、お好みの弦高にセッティング可能です。フレットは元々がかなり細いフレットで、いくらか減りはありますが、まだ当分はリフレットの心配は無い程度の高さは残っています。

歴史的価値も高い1本!最近では程度問わず、個体自体がなかなか見つからなくなってきましたので、入手できるうちに是非歴史的時間の重みを味わってください!

ケースはちょいオーバー・サイズの汎用のチップボード・ケースが付属します。

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