俊英指揮者アジス・ショハキモフによる、チャイコフスキー作品の最上の響きの美しさを現代的感覚で導き出したデビュー盤!アジス・ショハキモフは1988年、ウズベキスタンの首都タシケント生まれ。6歳からヴァイオリン、ヴィオラを学び、指揮をウラディミール・ネイメルに師事。13歳の時にウズベキスタン国立交響楽団を指揮してデビュー。その後、ウラディーミル・スピヴァコフが主宰するロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団のクラスに招かれ、2010年には定期演奏会にデビュー。同年にバンベルク交響楽団が主催する「グスタフ・マーラー国際指揮者コンクール」で第2位を獲得して国際的な注目を集め、すぐにドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ボローニャ歌劇場管弦楽団、南西ドイツ放送交響楽団、エルプ・フィルハーモニー管弦楽団、hr交響楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・ヴェルディ管弦楽団、デュッセルドルフ交響楽団など、欧州のトップ・オーケストラの指揮に招かれるようになり絶賛を浴びるようになりました。2015年からデュッセルドルフのライン・ドイツ・オペラの指揮者陣に加わるようになり、2016年には「ネスレ&ザルツブルク音楽祭青年指揮者コンクール」で優勝。2014年以来たびたび客演していたストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を2021/2022シーズンより務め、2026年までにさらに契約延長されるほど高評価を浴びています。2018年と2022年に読売日本交響楽団を指揮しています。 ショハキモフの指揮は、音楽的解釈を統一させ表現したい音楽を創出する、というもののさらに上に行こうとする力を持っています。印象的な旋律がスムーズに流れるテンポ、切れ味のあるリズムに絶妙な味を加えることにより、新しいチャイコフスキー像を作り上げていきます。メロディの美しさ表現した第3楽章、コントラバスのはじくようなノリで速めのテンポで推し進める最終楽章など、多彩な音色と敏捷な切れ味を持つサウンドは特に魅力的な部分が現われています。ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き。日本語解説書には、増田良介氏による書き下ろし解説、フランスの音楽学者クレア・デラマルシェ氏による作品解説の訳を掲載予定。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)【収録情報】チャイコフスキー:● 交響曲第5番ホ短調 Op.64● 幻想序曲『ロメオとジュリエット』 TH 42 ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団 アジス・ショハキモフ(指揮) 録音時期:2022年10月13,14日 録音場所:ストラスブール、Palais de la Musique et des Congres 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き(輸入元情報)Powered by HMV