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千変万化する表現力の凄み、溢れ出るユーモアハイドンの最高傑作群の真価を新たに規定するパーヴォとDKAMのニュー・プロジェクト、始動指揮者として音楽界の最前線を進み続けるパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン(DKAM)との新録音。ヤルヴィとDKAMの初共演は1995年、芸術監督に就任したのが2004年で、30年近くの年月をかけてベートーヴェン、シューマン、ブラームスの交響曲全集の録音を世に問い、作品のイメージを一新する解釈で世界の聴衆を魅了してきました。そんなコンビが新たに着手したのがハイドンの『ロンドン交響曲集(第93番〜第104番)』全12曲。これはパーヴォが長年温めてきた録音プロジェクトで、「ハイドンの交響曲に含まれる機知とユーモア、簡潔にして巧みなオーケストレーションの凄さをDKAMと改めて世に問いたい」と切望して実現するもので、国内盤はSACDハイブリッド盤として昨年12月に発売されたアルバムの、インターナショナル盤(通常CD)の登場です。 『ロンドン交響曲集』VOL.1は、第2楽章のリズムの刻みから『時計』の愛称で知られる第101番、ティンパニのソロで始まる冒頭から『太鼓連打』と仇名がついた第103番の2曲。いずれもヤルヴィにとって初録音です。録音は2019年12月にバード・キッシンゲンのレーゲンテンバウで行なわれました。ここはヤルヴィとドイツ・カンマーフィルが2004年6月、仲道郁代とベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、第5番の映像収録を行なった所縁の場所で、20世紀初頭に建立され、ドイツの中でも屈指の音響効果を誇る会場として知られています。スタッフはこれまで同様、ヤルヴィの盟友フィリップ・トラウゴットとポリヒムニアのジャン=マリー・ゲイゼンという黄金のコンビが担っています。 録音はヤルヴィとドイツ・カンマーフィル忙しい演奏活動の合間を縫って〜しかも十分な演奏回数を重ねてから〜行われており、2019年からスタート、すでに第94番、第99番、第95番、第98番の収録が終わっており、残りの6曲の収録も2023年中に完了する予定です。(輸入元情報)【収録情報】ハイドン:● 交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101『時計』● 交響曲第103番変ホ長調 Hob.I:103『太鼓連打』 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) 録音時期:2019年12月13-15日 録音場所:バート・キッシンゲン、レーゲンテンバウ、マックス・リットマン・ザール 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) プロデューサー:フィリップ・トラウゴット、ジャン=マリー・ゲイセン(ポリヒムニア) バランス・エンジニア:ジャン=マリー・ゲイセン レコーディング・アシスタント:アンエ・テーゲルト エクゼクティヴ・プロデューサー:ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン&パーヴォ・ヤルヴィ 使用楽譜:ハイドン=モーツァルト・プレッセ(ザルツブルク)/ハイドン=モーツァルト・プレッセ(ユニヴァーサル・エディション)Powered by HMV
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