英国最高のアンサンブル、チャイコフスキーとコルンゴルトを弾く!1964年創立、世界トップ・レベルの名手たちを擁し、ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務める「ナッシュ・アンサンブル」。多種多様な編成を駆使し、300超の世界初演を含む様々なスタイルの音楽を録音・演奏し、英国最高のアンサンブルのひとつとして注目を集めてきました。「Hyperion」を中心にこれまで90タイトル以上のアルバムを録音し、イギリスのグラモフォン賞やBBCミュージック・マガジン賞にも度々ノミネートや受賞を果たしており、2021年にもジョン・ピッカードの作品集でグラモフォン賞の現代曲部門に輝いています。 このアルバムではチャイコフスキーとコルンゴルト[1897-1957]の弦楽六重奏曲を取り上げています。チャイコフスキーの『フィレンツェの思い出』は最晩年の作品で、彼が書いた室内楽の作品としては最後のものとなります。コルンゴルトの弦楽六重奏曲は若書きの作品で20歳を迎える前に書かれた作品です。どちらも編成は同じですが、作曲家のキャリアの時期としては対照的なものと言えるでしょう。チャイコフスキーはこの編成の作品に対して兄弟であるモデストに「6つの楽器を均等に鳴らし独立させることは、想像を絶するほど難しい」と語ったということです。(輸入元情報)【収録情報】● チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70『フィレンツェの思い出』● コルンゴルト:弦楽六重奏曲ニ長調 Op.10 ナッシュ・アンサンブル ステファニー・ゴンリー(ヴァイオリン) ジョナサン・ストーン(ヴァイオリン) ラーシュ・アンデシュ・トムテル(ヴィオラ) レイチェル・ロバーツ(ヴィオラ) エイドリアン・ブレンデル(チェロ) ジェマ・ローズフィールド(チェロ) 録音時期:2023年1月9-11日 録音場所:ロンドン、ケンティッシュ・タウン、殉教者聖サイラス教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV