ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団が誘う、フォークソングで巡る世界の旅。クラシック音楽の歴史のさまざまな時代を歌で巡るフォークソングの世界の旅。それは恋人や最愛の人への讃美を物語ります。このアルバムでの音楽の旅では、イタリアのルネサンスやフランスのパヴァーヌ(風格ある宮廷舞踊)に始まって世界中へ私たちを誘ってくれます。人気の高いドイツ民謡も多数披露されており、特に『小鳥の結婚式』と『さあ、湖を渡ろう』など、その一部は今回のリリースのために特別にアレンジされています。 スカンジナビアの『誰が風なしで航海を』『オーロラ』、ポーランドの『ミロンツァルニア』、ハンガリーの『へい、踊れよ』、日本の『夏』『ほたるこい』、アメリカ 『シェナンドー』『私のカリプソを楽しんで』、そしてもちろん、世界的に有名な『ハバ・ナギラ』なしでは、世界一周の旅は完結しません。 50年以上の歴史があるドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団は、ドイツで最も有名で最も成功した児童合唱団のひとつです。現在約140人の児童が合唱団に属し、さまざまな編成で歌っています。またドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団との継続的な共演は、合唱団の児童がプロの音楽活動に直接触れる機会となり、音楽の多様性を理解することに貢献します。合唱団のレパートリーはルネサンスから21世紀までの作品が含まれ、常に拡大されています。国内および国際コンクールで数多くの賞を受賞し、本拠地ドレスデンでは国際児童合唱祭を主催しています。また2023年秋には、イギリスとフランスを巡るツアーが予定されています。 声楽アンサンブルの「アマルコルド」は1992年、ライプツィヒの聖トーマス少年合唱団出身のメンバーによって結成され、世界有数の声楽アンサンブルのひとつとして活躍を続けています。ユニークな音色、息を呑むような均質性、音楽的な信頼性だけでなく、溢れる魅力とユーモアが特徴となっています。レパートリーは膨大かつ多様で、中世の単旋聖歌、マドリガル、ルネサンスのミサ曲から、ヨーロッパのロマン派から20世紀の作品群、世界各地のアカペラ民謡の編曲、さらにはソウルミュージックやジャズにまで及びます。ゲヴァントハウス管弦楽団、聖トーマス少年合唱団と並び、ライプツィヒの音楽シーンを代表する存在として、ドイツ国内外から注目されています。数々のコンサート・ツアーで50カ国以上を訪れ、世界のほぼ全域での演奏を行っています。アマルコルドのコンサート・プログラムはアカペラが中心ですが、ドイツ内外のオーケストラやソリストとの共演も行っています。(輸入元情報)【収録情報】1. フランス民謡:『パヴァーヌ』2. ドイツ民謡:『小鳥の結婚式』3. ドイツ民謡:『さあ、湖を渡ろう』4. スウェーデン民謡:『誰が風なしで航海を』5. ハンガリー民謡:『へい、踊れよ』6. 日本のわらべ歌:『ほたる こい』7. 北アメリカ民謡:『シェナンドー』8. ノルウェー民謡:『オーロラ』9. ロシア民謡:『白樺の木』10. シューマン:『もしも私が小鳥だったら』11. ポーランド民謡:『ミロンツァルニア』12. ラトヴィア民謡:『銀色の雨が降る』13. オルランド・ディ・ラッソ:『ほら、楽しいこだまが聞こえてくるよ』14. 日本民謡:『夏』15. イスラエル民謡:『ハバ・ナギラ』16. ドイツ民謡:『荷車は老婆でいっぱい』17. ドイツ民謡:『猟師が池に沿って歩いた』18. 南アメリカ民謡:『私のカリプソを楽しんで』19. シンガポール民謡:『月の炎のダンス』 ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団 アマルコルド 録音時期:2023年6月26-28日、7月1,4,5日, 8月28,29日 録音場所:ドレスデン、クルトゥーアパラス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV