全国のクナ・ファン必見! まさかのお宝音源の出現!ドイツを代表するソプラノで、ヴァルナイ、ニルソンと並び戦後の3大ワーグナー・プリマドンナと称されたマルタ・メードル[1912-2001]が出演した1955年のバイロイト・フェスティヴァルのライヴ2種。 これがとんでもないお宝音源なのに驚かされます。ディスク2にはクナッパーツブッシュ指揮の『パルジファル』から第2幕全曲が収められていますが、この1955年の公演のみディスクの存在しない幻の音源としてファンの間で伝説となっていたものです。 クナッパーツブッシュは1951、52、54〜64年まで毎年バイロイト音楽祭で『パルジファル』を指揮しました。このうち55年の回だけは何故か世に出ず、世界中のワーグナー・ファン、クナッパーツブッシュ・ファンの謎と垂涎の的となっていました。バイエルン放送所蔵の音源を「Profil」社が交渉、今回日の目を見ることとなりました。「BIS」のフルトヴェングラーの第9に続き、バイロイト音楽祭のお宝がついに明るみになります。残念ながら第2幕のみですが、メードルの美声はもちろん、ヴィナイのパルジファル、ナイトリンガーのクリングソルと最盛期のクナッパーツブッシュの神業に唸らされます。すべてのクナッパーツブッシュ・ファン必携のアルバムです。 ディスク1はカイルベルト指揮の『ジークフリート』第3幕。両方入ってこの価格は大歓迎と申せましょう。(輸入元情報)【収録情報】Disc1● ワーグナー:『ジークフリート』第3幕 ブリュンヒルデ:マルタ・メードル(ソプラノ) ジークフリート:ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール) さすらい人:ハンス・ホッター(バス・バリトン) エルダ:マリア・フォン・イロシュヴァイ(アルト) バイロイト祝祭管弦楽団 ヨゼフ・カイルベルト(指揮) 録音:1955年8月12日、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)Disc2● ワーグナー:『パルジファル』第2幕 クンドリ:マルタ・メードル(ソプラノ) パルジファル:ラモン・ヴィナイ(テノール) クリングソル:グスタフ・ナイトリンガー(バリトン) 花の乙女:イルゼ・ヘルヴィヒ、フリードル・ペルティンガー、パウラ・レンヒナー、ドロテア・ジーベルト、ユッタ・ヴィルピウス(ソプラノ) エリーザベト・シュルテル(メゾ・ソプラノ) バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) 録音:1955年8月16日、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)Powered by HMV