シュッツの卒業制作にして大傑作、イタリア語によるマドリガーレ集シュッツのイタリア語のテキストによるマドリガーレ集第1巻(第2集以降は存在しない)。出版は1611年。イタリアで、ガブリエリのもとで2年間修業を積んだのちの、いわば「卒業制作」的なものでした。ふたつの合唱隊のために書かれており、モンテヴェルディのマドリガーレ集第5巻から6年後のもので、16世紀から続くポリフォニックなマドリガーレの伝統の最高到達点とも言われています。テキストと音楽が実に見事に融合した、素晴らしい傑作として世に残されています。イタリア語の言葉のニュアンスや、言葉の感情を、音楽で見事に表現しています。ポール・アグニューの的確な指揮が、若き日のシュッツが作品に込めた思いを美しく響かせています。(輸入元情報)【収録情報】● シュッツ:イタリア語のマドリガーレ集 第1巻 レザール・フロリサン ポール・アグニュー(指揮) 録音時期:2022年5月 録音場所:フィルハーモニー・ド・パリ 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV