ラウテン・カンパニーが誘う、バロック音楽による冬の音楽旅行ベルリンを拠点に活動する気鋭のピリオド楽器アンサンブル、ラウテン・カンパニーによる最新アルバムは、タイトル通り、来たる冬の季節を明るくするために私たちを音楽的な冬の旅に誘います。 16世紀から17世紀にかけて人気のあった24の作品が、新しいアレンジによってまとめられており、プレトリウス、シュッツ、シャインなどのドイツのルネサンスおよび初期バロックの重要な作曲家によるモテットや、現在でもよく知られている雰囲気のある伝承曲が含まれています。取り上げられた作品はすべて、暖かさ、冬の自然、クリスマスの喜び、孤独、春への憧れなど、冬のさまざまな側面を反映しています。「ああ、厳しい冬、なんて寒いんだろう」という歌は季節の厳しさを表現していますが、ハンマーシュミットの『ようこそ 幼児イエス様』やシュッツの『われらにみどり児生まれたもう』などの合唱曲は、冬の喜びを伝えています。 この録音のために、ラウテン・カンパニーは声楽ソリストとして、ハンナ・ヘアフルトナー(ソプラノ)、ダーフィト・エーラー(カウンターテナー)、シュテファン・シェルペ(テノール)、ヤコプ・アーレス(バス)を迎え、冬の厳しさと楽しさを表現しています。(輸入元情報)【収録情報】1. Trad: そこに小さな野鳥が止まっていた2. Trad: ああ、厳しい冬、なんて寒いんだろう3. アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675]:天と地は滅びる4. Trad: 雪が降って5. ハインリヒ・アルベルト[1604-1651]:Jetzund heben Wald und Feld wieder an zu klagen6. ヨハン・ヘルマン・シャイン[1586-1630]:涙とともに種を播くひとは、喜びとともに穫りいれ7. ルートヴィヒ・ゼンフル[c.1490-1534]:ああエルスライン、親愛なるエルスライン、8. Trad:Lieb Nachtigall, wach auf9. ヨハン・ヘルマン・シャイン:5声のパドゥアーナ(組曲第2番ニ短調より)10. ルートヴィヒ・ゼンフル:森の梢は葉を落し11. Trad:船が荷物を積んでやってくる12. アンドレアス・ハンマーシュミット:イエス、私のイエス、あなたさえいれば13. フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ[1657-1714]:我がため息、我が嘆き14. Trad:ハバーストロの3羽のガチョウ15. ヨハン・ヘルマン・シャイン:5声のガリアルダ(組曲第2番ニ短調より)16. ミヒャエル・プレトリウス[1571-1621]:暁の星はさし昇りて17. ハインリヒ・シュッツ[1585-1672]:われらにみどり児生まれたもう18. Trad:おお、モミの木よ、お前は緑の枝を身にまとっている19. アンドレアス・ハンマーシュミット:ようこそ、幼児イエス様20. ヨハン・ヘルマン・シャイン:5声のクーラント(組曲第2番ニ短調より)21. ヨハン・ヘルマン・シャイン:4声のアルマンド(組曲第2番ニ短調より)22. ヨハン・ヘルマン・シャイン:4声のトリプラ(組曲第2番ニ短調より)23. Trad:こうして冬を追い出せ24. ミヒャエル・プレトリウス:Nach gruner Farb mein Herz verlangt ラウテン・カンパニー(ピリオド楽器アンサンブル) ハンナ・ヘアフルトナー(ソプラノ) ダーフィト・エーラー(カウンターテナー) シュテファン・シェルペ(テノール) ヤコプ・アーレス(バス) ヴォルフガング・カチュナー(指揮) 録音時期:2022年7月26-29日 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV