チャールズ・バーニーの旅を追ったバロック音楽の旅!(ドイツ版)イギリスのオルガン奏者、音楽史家、作曲家、音楽家、音楽学者として多岐にわたり活躍したチャールズ・バーニー。1770年と1772年、バーニーは「音楽通史」執筆のためヨーロッパを2度にわたって旅をし、ヴェニスのカーニヴァルからフランスのバレエ、ドイツ宮廷の子守唄、イングランドの居酒屋の民謡まで、彼はあらゆる場所で音楽を追いかけ8カ国の作曲家や音楽家と出会いました。 本アルバムは、バーニーの旅を追ったバロック音楽の旅であり、彼が18世紀に書いたオリジナルの日記の朗読を挟みながら、彼が訪れたヨーロッパ各地のバロック音楽を万華鏡のように楽しむことができる好企画。プログラムには、オーストリアの作曲家ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァーと、チェコの作曲家フランティシェク・イグナーツ・アントニン・トゥーマのめったに聴くことのできない作品、ディートリヒ・ブクステフーデの『キャベツとかぶ』の新しい編曲、バッハのゴルトベルク変奏曲から『クォドリベット』や、テレマンのオペラ音楽、そして18世紀に作曲されて以来演奏されることがなかった、チャールズ・バーニー自身が作曲したカンタータ『絶望する羊飼い』(世界初録音)までが収められています。 2022年にゲッティンゲン・ヘンデル・コンクールとマウリツィオ・プラトーラ・コンクールで優勝したアポロズ・キャビネットは、演技、ダンス、詩、おかしみをミックスした特徴的なスタイルで、歴史的なパフォーマンスを現代のリスナーに披露しています。さらに、音楽と詩の融合によりブライアン・ニスベット賞、最近ではバロック音楽の革新と新たな発見によりビーバー国際コンクールのF.J.オーマン賞を受賞しています。(輸入元情報)【収録情報】『音楽の放浪〜チャールズ・バーニーの調和を求めたヨーロッパ旅行』● オープニング・クレジット● イントロダクション● パリ● コレット:コミックな協奏曲第25番ト短調よりIII.『未開人とフュルスタンベール』● ヴェニス● ハッセ:ヴェネツィアの舟歌『親愛なるアンゾレッタ』● フローレンス● ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調『夜』● ウィーン● シュメルツァー:4声のパストレッラ● プラハ● トゥーマ:パルティータ第8番よりアンダンテ、アレグレット「レ・クロッシェ」● ライプツィヒ/J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より変奏曲第1番、第30番「クォドリベット」● ブクステフーデ:キャベツとかぶ● ハンブルク● テレマン:歌劇『寛容なソクラテス』 TWV21:9より「Mich trostet die Hoffnung」● ヘント● ルイエ:ソナタ第2番(2本のフルートのための2声の6つのソナタより)よりラルゴ=アレグロ● アムステルダム● Den man te quart staande, zingt● The end of my tour● チャールズ・バーニー:絶望する羊飼い● An Ode to Music● Bonny Jean● The Duke of Norfolk● John Come Kiss Me Now アポロズ・キャビネット ユルゲン・マウラー(ナレーター/ドイツ語) 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV