マンドリンにもピリオド楽器があります!マンドリン・アンサンブル『アルテマンドリーネ』の新アルバムルクセンブルクを拠点に活躍を続ける、バロックから古典派時代当時の楽器とスタイルによるマンドリンと通奏低音によるバロック・アンサンブル「アルテマンドリーネ(アルテマンドリン)」。楽器の変遷や演奏様式を研究し、マンドリンの「栄光の時代」を現代によみがえらせることで知られ、革新的かつユニークであり、世界の主要な撥弦楽器アンサンブルの先駆者のひとつと言えます。 このアルバムは、18世紀のイギリスにおけるマンドリンの人気の高まりを探ったものです。マンドリンは、英国諸島に旅行して演奏や指導を行ったイタリアの作曲家や音楽家の影響を受けて、オペラ、コンサート・ホール、さらには王室や個人の家庭でも重要な楽器となりました。このアルバムに収録されているのは、独奏とアンサンブルのための器楽曲、バロック・マンドリンとソプラノなど、この時代の貴重な逸品です。 ジョヴァンニ・フランチェスコ・ウェバー[fl.1724-1751 London]、フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ[1681-1732]、カルロ・アッリゴーニ[1697-1744] などの当時有名だった作曲家によるソナタのほか、ジローラモ・ノンニーニ[c.1730-c.1790]のカンツォネッタ、ジローラモ・スタビリーニ[1762-1815]による生き生きとした曲や魅力的な曲も含まれています。これらの作曲家はマンドリンの名手として名高く、この楽器の音楽遺産の形成に大きく貢献しました。(輸入元情報)【収録情報】01. ジョヴァンニ・フランチェスコ・ウェバー[fl.1724-1751]:マンドリン・ソナタ第4番02. ロバート・ヴァレンタイン[c.1671-1747]:マンドリン・ソナタ第1番03. ジャコモ・メルキ[1730-1800]:マンドリン三重奏曲第1番04. ジローラモ・ノンニーニ[c.1730-c.1790]:6つのイタリアン・カンツォネッタ〜III. Allegro comodo05. カルロ・アッリゴーニ[1697-1744]:マンドリンと通奏低音のためのソナタ06. ジローラモ・ノンニーニ:6つのイタリアン・カンツォネッタ〜IV. Allegro comodo07. ジェームズ・オズワルド[1711-1769]:ディヴェルティメント第6番08. ベルナルド・フレミング[?-?]:The musical companion〜 アリア09. ジョセフ・ヴァーノン[c.1738-1782]:アリア『What is that to you』10. ジローラモ・スタビリーニ[1762-1815]:ジグ11. ジェームズ・オズワルド:ディヴェルティメント第16番12. ジョヴァンニ・フランチェスコ・ウェバー:マンドリン・ソナタ第12番13. フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ[1681-1732]:マンドリン・ソナタ アルテマンドリーネ(ピリオド楽器アンサンブル) フアン・カルロス・ムニョス(バロック・マンドリン) マリ・フェ・パボン(バロック・マンドリン) マリナ・バルトリ(ソプラノ:04,08,09) 録音時期:2022年11月17-20日 録音場所:ルクセンブルク、リンシュライデン、聖ウィリブロルド教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV