知られざるポーランドの作曲家たちによる、ヴァイオリン協奏曲集！18世紀ポーランド生まれの作曲家、アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキとフェリクス・ヤニェヴィチ[1762-1848]のヴァイオリン協奏曲に、同時代の作曲家モーツァルト[1756-1791]の初期の交響曲を組み合わせた本アルバム。　アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキはポーランド人の母とフランス移民の父の間に生まれました。作曲家としてでなく、ヴァイオリニストとしても活躍した彼は、17歳でヴィオッティに認められるほどの才能の持ち主で、パガニーニにも影響を与えるほどの演奏家でした。　フェリクス・ヤニェヴィチは、当時のポーランド連邦リトアニアに生まれ、若い時からヴァイオリンの才能を認められポーランド王立礼拝堂でヴァイオリニストを務めていました。その後、ハイドンやモーツァルトに出会うため1785年からウィーンに滞在しその影響を受けることとなりました。その後パリで認められ活躍していましたが、イギリスに渡りその生涯を終えています。　2002年からチューリッヒ音楽大学でザハール・ブロンに師事したシュシャーヌ・シラノシアンは、ザンクト・ガレン交響楽団（スイス）のコンサートマスターに就任、その後ラインハルト・ゲーベルと出会うと古楽器演奏に熱心に取り組み、レ・シエクルのツアーにソリストとして参加するなど第一線で活躍しています。（輸入元情報）【収録情報】1. ドゥラノフスキ：ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.82. ヤニェヴィチ：ヴァイオリン協奏曲第3番イ長調3. モーツァルト：交響曲第14番イ長調 K.114　シュシャーヌ・シラノシアン（ヴァイオリン：1,2）　{oh!}オルキェストラ　マルティナ・パストゥシカ（指揮）、　録音時期：2022年6月2-5日（1,2）、2023年4月17-20日（3）　録音場所：ワルシャワ、ポーランド放送、ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）Powered by HMV