〈掛物を楽しむために知っておきたい、道・学・実の要点〉〈毎月少しずつ、楽しく「くずし字」に親しもう!〉2020年の淡交テキストは「茶席の掛物」をテーマに、毎月1冊を刊行します。掛物をよんでみよう(茶道資料館顧問・筒井紘一氏/茶道資料館学芸課長・橘 倫子氏)では、毎月8幅の掛物を紹介。今月の漢字のくずし字は「花・雪・梅・開」、仮名は「か行」名幅拝見──鑑賞の心得(茶道研究家・小田達也氏):「日本の墨蹟」(墨蹟を鑑賞する際の心得について、Q&Aをまじえながらわかりやすく解説します。鑑賞する名幅は、宗峰妙超筆法語「冬至小参語」と、古溪宗陳筆偈頌「退院偈」。)取り合わせと掛物(清原宗皓氏):「節分」(掛物と取り合わせに寄せる亭主の思いを語るリレー連載。待合掛と本席掛のバランス、床の間との釣り合いなども紹介します)。巻末には銘の参考になる「季節のことば、禅のことば」も付し、2月の稽古と茶会に役立つ充実の一冊をお届けします。