ESG経営とSROIで時価総額を見直すことによりオーナー企業の可能性がひらかれる日本の企業の8割近くはオーナー企業。そのトップは、「オーナー」としては長期的視野、「経営者」としては短期的視野、時に双方逆の視野で、会社のかじ取りをせざるを得ないジレンマに常に直面している。コンサルの現場で多くの経営者の悩みに接してきた著者が、時価総額経営を軸に、ESGとSROIを活用した新たな打開策を提唱。旧態にとどまりがちなオーナー企業経営に、SDGs時代を生き抜く活路を示す。あらゆる企業の経営に参照価値のある、画期的経営ガイド。はじめにプロローグ オーナー経営者が抱える悩みーー会社は誰のものか第1章 オーナー企業の歴史第2章 オーナー利益先行日本企業vs 社会貢献先行の欧米企業第3章 なぜESG経営や社会的インパクト、SROIが必要なのか?第4章 日本版オーナー企業の時価総額経営とESG経営の重要性第5章 戦略×ESG投資を制するものが未来を制するおわりに