現代屈指のフォルテピアノ奏者、ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲全集が遂にセットになって登場!SACDハイブリッド盤。鬼才フォルテピアノ奏者ロナルド・ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲全集がついにセットになって登場しました。ブラウティハムといえばハイドンやベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集でも快活にして明瞭なタッチで高い評価を得てきました。 モーツァルトのピアノ協奏曲全集は2006年から2015年の10年の歳月をかけて完成。共演は2台、3台のピアノ協奏曲を除き、すべてマイケル・アレグザンダー・ウィレンズ率いるケルン・アカデミーとの演奏です。その演奏は繊細な感覚を随所に交えながらも瑞々しい響きが印象的。彼らの深い信頼のもと絶妙なアンサンブルで快演を聴かせてくれます。 ブラウティハムといえば演奏楽器へのこだわりでも知られます。このシリーズでも現代の名工ポール・マクナルティが製作したアントン・ヴァルター[1752-1826]を中心とする銘器のレプリカを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについて「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でも新しいインスピレーションを得ることができる」とブラウティハムは語っており、自身がイメージする最善の状態の楽器を使用することでごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。 現代屈指のフォルテピアノ奏者が今世紀に完成させたモーツァルトのピアノ協奏曲全集は必聴です!(写真c Marco Borggreve)(輸入元情報)【収録情報】モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Disc1(BISSA2094)● ピアノ協奏曲第3番ニ長調 K.40(カデンツァ/モーツァルト)● ピアノ協奏曲第1番ヘ長調 K.37(カデンツァ/ブラウティハム)● ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 K.39(カデンツァ/ブラウティハム)● ピアノ協奏曲第4番ト長調 K.41(カデンツァ/ブラウティハム) ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ) 使用楽器:Paul McNulty 2007, after Johann Andreas Stein 1788 ケルン・アカデミー マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮) 録音時期:2015年8月 録音場所:ケルン、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザールDisc2(BISSA2084)● ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175(カデンツァ/モーツァルト:第1楽章、ブラウティハム:第3楽章)● ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238(カデンツァ/モーツァルト)● 3つのピアノ協奏曲 K.107*(J.C.バッハのピアノ・ソナタ Op.5/2-4に弦楽3部を加えた編曲による)(カデンツァ/モーツァルト:第1番、ブラウティハム:第2,3番) ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ) 使用楽器:Paul McNulty, after Walter c.1792(K.175,K.238)、Paul McNulty 2007, after Johann Andreas Stein 1788(K.107) ピーター・ハンソン(ヴァイオリン:K.107) マリー=ルイーズ・ハルトマン(ヴァイオリン:K.107) アルベルト・ブリュッヘン(チェロ:K.107) ケルン・アカデミー(K.175、K.238) マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮:K.175、K.238) 録音時期:2014年12月 録音場所:ケルン、ドイッチュラントフンク・カンマームジークザールDisc3(BISSA1618)● 2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365(第10番)● 2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365(クラリネット、トランペット、ティンパニを含む版)● 3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.242(第7番) ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ/Piano2:K.365 Piano1:K.242) アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ/Piano1:K.365 Piano2:K.242) ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン マンフレート・フス(指揮、フォルテピアノ/Piano3 K.242) 使用楽器: Paul McNulty, Prague, after A. Walther(ブラウティハム) Robert Brown, Salzburg, after A. Walther(リュビモフ) Alfred Watzek, Vienna, after J. Schantz(フス) 録音時期:2006年9月 録音場所:オーストリア、シュトラーデン、フローリアン教会Powered by HMV