作曲者自身の編曲による1台ピアノ4連弾版!ブラームスの「4手連弾」交響曲全集、第2巻!自らの交響曲や管弦楽曲、ピアノ協奏曲、室内楽曲などの数多くの作品を「1台ピアノ4手連弾」に編曲したヨハネス・ブラームス。このブラームスが遺した「1台ピアノ4手連弾」のための編曲作品に着目したイタリアのピアニスト、コッラード・グレコとマッシミリアーノ・バッジョによるピアノ・デュオが、「1台ピアノ4手連弾版」による交響曲全集をレコーディング! シリーズ第2弾となるこのアルバムに収録されたのは、前作に収録された第1番とは対照的に、穏やかで、しかしながら表情豊かな『交響曲第2番』。そして、その後には交響曲第2番と第3番の間に構想された『悲劇的序曲』が続きます。この序曲は前作に収録された、喜びを表す『大学祝典序曲』と対になる作品で、そのタイトルや構成から、ゲーテの『ファウスト』などから着想を得たのではないかと囁かれることもありましたが、ブラームス自身は「具体的な題材はない」とし、それを否定しています。 マッシミリアーノ・バッジョは、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を最優秀で卒業した後にセルジオ・フィオレンティーノに師事。クリスチーナ・フロシーニとピアノ・デュオを結成し、イタリアにおいてシューベルトの4手連弾作品の全曲を演奏した演奏家となった後、2006年から母校で教鞭を執り、2016年からは副学長を務めている重鎮ピアニストの1人です。マスタークラスのため、ここ日本にも度々来日しています。 バッジョとデュオを組むコッラード・グレコはミラノでアルベルト・モッツァーティとブルーノ・カニーノにピアノを学び、ジョヴァンニ・ソッリマやマッシモ・クァルタ、タチアナ・ヴァシリエヴァといった著名なソリストたちと共演を重ねている実力派です。(輸入元情報)【収録情報】ブラームス:● 交響曲第2番ニ長調 Op.73(作曲者編曲によるピアノ4手連弾版)● 悲劇的序曲 Op.81(作曲者編曲によるピアノ4手連弾版) マッシミリアーノ・バッジョ(ピアノ) コッラード・グレコ(ピアノ) 録音時期:2022年6月30日 録音場所:ミラノ、グリファ&フィーリ・スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV