飴屋幸子、80歳。楽しく穏やかに過ごす老後の日々。しかし、今際の際に胸を埋め尽くしたのは、会うべき大切な人たちに会わないまま死んでいく自分の臆病さへの、強い後悔だった。「まだ会いたい人がいる。あたしは生きたい。」だれがその思いを叶えたのか、幸子は18歳へと突如若返り、覚束ない足取りで第2の人生を歩み始める…。3巻では、幸子と共にやり残したことを果たそうと手を取り合う、余命1年の隣人・仙太郎が昔の恋人と再会! 幸子は仙太郎と共に、エンディングノートに記した「人生でやり残したこと」を、一つ一つ実現していく!