ポルトガル音楽のスペシャリスト、ルイス・トスカノ&クペルチノス!ファースト・アルバム『カルドーゾのレクィエム』が、いきなり2019年度の「グラモフォン賞古楽部門賞」を受賞するという快挙を達成し、前作『ペドロ・デ・クリストのマニフィカト』は英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」を獲得したクペルチノスの最新盤は、ポルトガルの作曲家フィリーペ・ヂ・マガリャンイスによるミサ曲集。 マガリャンイスは16〜17世紀に活躍し、当時教育者としても名高かった作曲家マヌエル・メンデスの愛弟子であったと考えられています。そして、1623年から1641年まで王立礼拝堂の司祭を務め、最も尊敬されるポルトガルの音楽家のひとりでした。 指揮者のルイス・トスカノはブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノールです。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立された「クペルチノス(Cupertinos、元:Cappella MusicalCupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。(輸入元情報)【収録情報】マガリャンイス:● 目覚め給え、なんぞ眠り給いたるや、主よフランシスコ・ゲレーロ[1528-1599]:● 主よ、きたれマガリャンイス:● ミサ曲『主よ、きたれ』● 第1旋法によるマニフィカトピエール・ド・マンシクール[c.1510-1564]:● まことに主がマガリャンイス:● ミサ曲『まことに主が』● 私は自らの罪を恐れ クペルチノス ルイス・トスカノ(指揮) 録音時期:2022年6月24-27日 録音場所:ポルトガル、ブラガ、ボム・ジェズ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV