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ルノワール、ヒッチコック、ホークスら「映画の父たち」に、ロメール、トリュフォー、ゴダールら「映画の息子(ヌーヴェル・ヴァーグの作家)たち」が聞く映画の極意現代の映画作家や批評家に多大な影響を与え、映画史を学ぶうえで今もなおその意義の薄れない名著、待望の復刊!まだ映画監督ではなかったエリック・ロメール(モーリス・シェレール)、ジャック・リヴェット、フランソワ・トリュフォーらヌーヴェル・ヴァーグの作家たちが、映画の黄金時代を築いたジャン・ルノワール、ロベルト・ロッセリーニ、ハワード・ホークスといった巨匠たちの演出に迫るインタビュー本。ハワード・ホークスやアルフレッド・ヒッチコック、オーソン・ウェルズといったハリウッドの巨匠たちだけでなく、カール・Th・ドライヤーやロベール・ブレッソンらヨーロッパの孤高の監督たちの声も収録。インタビュイーは他にジャン・ルノワール、ロベルト・ロッセリーニ、フリッツ・ラング、ルイス・ブニュエル、ミケランジェロ・アントニオーニが並び、「映画の父たち」の多様な考え方や演出術を学ぶことができます。インタビュアーには、エリック・ロメール、ジャック・リヴェット、フランソワ・トリュフォー、ジャン゠リュック・ゴダールといったヌーヴェル・ヴァーグの作家たちのほかに、彼らよりも年長のジャック・ベッケル、そしてヌーヴェル・ヴァーグの作家たちを精神的に支えたアンドレ・バザンも参加。映画の古典の蓄積を学べるだけでなく、現代映画の出発点も感じられることでしょう。リブロポートより1985年に刊行された『作家主義 映画の父たちに聞く』(原著『La Politique des auteurs』(1972年刊))の復刊となる本書は、映画史を学ぶうえで欠かすことのできない貴重な資料として、現代に至るまでたくさんの映画作家、批評家に多大な影響を与えてきました。約40年ぶりの刊行となる本書でも、訳者の奥村昭夫による詳細な注釈を収録。より深い学びと新しい発見を後押しします。また、リブロポート版では抄訳だったセルジュ・ダネーによる序文「結局」(リブロポート版の邦題は「結局のところ」)の全訳を収録。加えて、「結局」の全訳と監修を担当した映画批評家の須藤健太郎による解説も収録しています。ヌーヴェル・ヴァーグとは何だったのかを再考する機会となるだけでなく、奥村昭夫の仕事や本書の意義を知るきっかけとなるはずです。トリュフォーやゴダールがまだ「若手急進派」だった時代の『カイエ・デュ・シネマ』誌の熱量をそのままに、映画の黄金時代をつくった巨匠たちの生の言葉がいま蘇ります。
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